2016年1月24日日曜日

2016年 今年もよろしくお願いします

こんにちは、中村です。

 さて、本当は「明けまして~」というべきところを普通の挨拶にしている理由は、私が「喪中」だからなのです。前年に祖父が亡くなってしまい、来月一周忌を迎えます。
 ところで祖父の死後、祖母から「生前抹茶が好きだった」と聞いたので、元旦に祖母の家を訪れ、祖父の仏壇に抹茶を供えました。所謂「献茶」ということですが、あの世で私が点てた抹茶に対して喜んでくれたら…と思っています。

 と、個人的な話をしても仕方ないので(^^;、1月に入ってから部で印象にあったことを書くことにします。私達おちゃのかいでは、先週から筒茶碗で絞り茶巾の稽古をしています。大抵、1~2月の寒い時期に行うお稽古ですよね。ですが1年でこの時期にしか行わないので茶巾の扱いや抹茶の点て方に結構苦労しました。でもお点前は楽しいし、点前をしていてもそれを見ていても暖かくなりそうです。まさに「夏は涼しく、冬は暖かに」ですね。

 そんな中、先週の火曜日に、去年から稽古に来てくれるブルガリアからの留学生が自分の国のパイを作ってきてくれました!中にはブルガリアのクリームチーズが入っていてチーズ特有の塩味がある感じです。すごく美味しくてなんだかお酒に合いそうですが、自然と抹茶にも合います。留学生の方、ありがとうございます。
 ちなみに先週の金曜日のお稽古には先生がお茶を持ってきてくださいました。これです↓
 なんと坐忘斎お家元の御好だそうで銘は「雲門の昔」といいます。お詰は「一保堂」という、京都のお茶屋さんだそうです。先生は今年に入ってから「せっかくですからお家元御好のお茶を持ってきますよ」とおっしゃっていたので本当に持ってきてくださり、ありがとうございます。
 この抹茶の粉、濾してみるといつもの茶よりも粒が大きめで驚きました。そして早速、今年の卒業茶会の亭主をやるであろう後輩が濃茶点前の稽古で練ってくれました。味としては結構濃いめで深い味わいがある印象です。そういえば「お茶の飲み比べをしたい」との声も聞いたことがあるのでいつの日か挑戦したいですね。

 先週の出来事はこんな感じでした。そして相変わらず沢山の部員が来てくれます。嬉しいですね。ただ今年度に沢山入部した新部員も、来年度は先輩。これからもお稽古に来てほしいし、来年度の部員募集や諸々のことも頑張って欲しいところです。・・・勿論私も頑張らせて頂きます(^^;

とりあえず、私は気が向いたらブログを更新していこうと思うので今年もよろしくお願いします。