2014年12月20日土曜日

一年を振り返る


中村です。忘年会を終え、今年のおちゃのかいの一年を振り返ってみます。

 編入生として入ってきた新入部員がが少なく、一年次(自分もです)で入ってきた新入部員が多かった2013年。部の役員は部長も副部長も一年生であり、自分たちはしっかりとサークルを盛り立てていけるか不安でした。しかし素晴らしい先輩や先生方のご指導やアドバイスもあり、それなりにおちゃのかいを盛り立てることができたと思います。

 また今年も新入部員が多数入部し、皆で連携し合って一年弱乗り切ることができました。サークル活動を行っていくうちに私自身も、任された仕事はやり遂げるべきである一方、自分ひとりで乗り切れない場合は他の人の協力に頼った方がいい、反対に自分自身も他の人に協力するべき、というのを感じました。それだけ協力することが大切だと実感しています。

 そして10月に部の役員が変わり、新入部員として今年は入ってきた人達が各役員となりました。まだまだ私達は先輩方より未熟者ではありますが、新役員の皆さんに役員としての彼らに対するアドバイス、自分たちの先輩方が自分たちに対してしてくださったことをできるように頑張っていこうと思います。

 改めて振り返ると、今年もおちゃのかいはいろんな活動やイベントがあり、楽しくこのサークルで時間を過ごすことができました。今思えば一年経つのは早いなあと思います。来年も楽しく、それでいてしっかりとした活動ができるように励んでいきます。

今年の中村の投稿はこれで終わりとさせて頂きます。閲覧者の皆様、良いお年をお迎えください。

2014年11月28日金曜日

茶道文化検定についてです

こんにちは 中村です。

実は私は10月19日に茶道文化検定の試験を受けに名古屋女子大学まで出向いていました。茶道文化検定とは、茶道に関する幅広い知識を問う試験であり、4級からあります。今回私は3級を受けてきました。
試験会場には制服を着た中高生からお年を召した方まで幅広い年齢層の人々が受検をしていました。試験自体は簡単とは言えず、非常に難しかったです。
そして11月下旬にその結果が届きました。
結果はなんと合格でした^^
点数の方はあまりよろしくなかったのですが合格できたのはうれしかったです。茶道文化検定を受けようと思った動機は、茶道の知識を増やそうと考えたからでした。この結果を通して、毎週お稽古を頑張ると共に、さらに茶道について学びたいなあと思いました。

2014年11月16日日曜日

いしずゑ茶会

こんにちは。

今日は金城学院大学さんの「いしずゑ茶会」に参加してきました。一席目だったのですがいろいろあってぎりぎりに伺うことになってしまいました。いや、アウトだったという声も聞こえてきそうですがそれは内緒です。
 桜天神社で行われたのですが、恥ずかしながら行くまで桜天 神社と思っていたのですが 桜の天神さんということでした。名古屋の中心部でビルの陰に隠れるようにこじんまりとたたずんでいました。桜天神社の和室は敷地内のビルの中にあります。さすが都会の神社です。

 一席目は名城大学さんとOBの方、金城学院大学茶道部の先生と一緒になりました。お点前は1年生の方ということでしたが、緊張されていましたがしっかりとしたお点前でした。きれいなお手前で1年目とは思えませんでした。しっかりしたお茶会で1年目からお手前できるところに育てられるというのも驚きです。OBの方に聞いたところでは4日間みっちりと合宿されるそうでそのあたりの文化の違いが結構ゆるいおちゃのかいとの違いなのでしょう。
 今回のお菓子はあずきのきんとんに小さな黄色いアクセントがありました。おいしいお菓子でした。 お菓子の名前を聞き忘れたのが残念です。

1年生が主役になるお茶会ということで大変いいお茶会でした。

 お茶会には行くたんびに新しい発見があって面白いですね。

 さて、せっかく名古屋まで来たので大須と名古屋ボストン美術館で企画展が行われていたので行ってきました。思ったよりすいてて良かった。よくよく考えると名古屋にはお茶会で行く以外には行ったことがないらしいです。実家に帰るときに名古屋駅を使いますが、その程度です。我ながらなんともローコストな生活です。

廣瀬

2014年11月9日日曜日

初めて「和菓子作り体験」を行いました

すでにこのブログの担当になりつつある中村です。こんにちは

今日11月9日、私の記憶ではおちゃのかいとして初めてとなる「和菓子作り体験」を行いました。普段のお稽古や茶会で何気なく食べる和菓子。よく食べているけれど、教えてもらいながら自分たちで作ってみるのはどうだろう?そんな好奇心が集まってこの企画が実現しました。

作ったものは練り切りで形は「菊」と「紅葉」、前から私と親交のあった和菓子屋のご主人が先生をしてくださいました。普段も和菓子作りの教室をやっているご主人ですが、教室のことや、和菓子の材料のことなども教えてくださいました。またとても明るい方で、楽しく和菓子を作ることができました。


練り切りとは、白餡に求肥を混ぜることが多いらしいですが、この方は求肥を使わずにヤマトイモを練り混ぜて練り切りを作っています。なぜならそっちの方がより美味しい練り切りが出来るからだそうです。(実は今年の技科大庵でお出しした和菓子は、このご主人が作ったものです。)。だから私たちもヤマトイモを白餡に練り混ぜて作りました。

まず初めに白餡と上白糖、すりおろしたヤマトイモと茹でた餅粉を鍋に入れてかき混ぜます。これが割と力を入れて練り混ぜるので大変です。焦がさないように練り混ぜますが、焦げなかったので安心しました^^;


練り合わせた白餡を冷ましたあと、それに色をつけてこしあんを包み、形を作っていきます。今回は皆初心者ということで先生が木型を持ってきてくださいました。下の画像は木型と練り切りで形を作るための押し棒です。この押し棒で練り切りを作る挑戦者の部員もいました。


そんなこんなで練り切りが完成。写真には2、3個ほど先生が作ったものもあります。私たちのはとても個性的な菊と紅葉たちです^^; それでも先生は「はじめてにしては上出来だよ。」と言ってくださいました。確かにセンスのある部員もいたなあ。



練り切りを作り終わった後、自分たちでお抹茶を出して食べることにしました。イモの風味があり、味はさっぱりした甘さでとてもおいしかったです。
今回、和菓子作りを教えてくださった和菓子屋のご主人、ありがとうございました。体験は短い時間でしたが、この投稿では表せられないくらい、普段の生活でもおちゃのかいの活動としても非常に良い経験となりました。レシピを頂いたので、今度は自分たちだけで練り切りに挑戦したり、また別の和菓子の作り方を教えていただけたら良いなあと思います。

2014年11月4日火曜日

炉開きを行いました

こんにちは 中村です。

11月3日の火曜日に炉開きを行いました。
炉開きとは、釜を掛けるための道具である風炉から炉へと変えるためのイベントでお茶の世界ではいわゆるお正月みたいなものです。
炉開きでやることはお汁粉と細かく刻んだ漬物をみんなで食べることです。今年は新入生の人達が手作りで白玉やお汁粉を作ってくれました。


やっぱりこういうのを手作りするのはいいですね。とてもおいしく頂きました。
去年とはうってかわって参加人数が少なかったですが、こうしてこじんまりと炉開きをするのもいいですね。新入生の人達、ありがとうございました。

2014年11月3日月曜日

豊川秋の市民茶会と愛大さんのお茶会

こんにちは 中村です。

11月2日に豊川稲荷で行われた秋の市民茶会と、愛知大学茶道部さんのお茶会に行きました。私は初詣で豊川稲荷に行ったことはあったのですが、今回は自分と他の部員の5人で稲荷のお茶会に行きました。



私達が席入りしたのは、宗偏吉田流と煎茶売茶流でした。宗偏吉田流は豊橋周辺で門人が多い流派だそうで裏千家とは違うお点前だったのが興味深かったです。
また売茶流では運びの人に、明らかに自分より若い女の子が振袖を着て煎茶やお菓子を運んでいて、それにはとても驚きました。そして、自分より若いのに自分よりしっかりしているではないか、と感心してしまいました。出されたお菓子、そして玉露もおいしく頂きました。


さて、豊川の市民茶会でおいしお茶を頂いた後は愛知大学茶道部さんのお茶会へと足を運びました。席入りした時に使われた棚は和親棚。実物は初めて見ました。和親棚といえば、裏千家の坐忘斎お家元のお好みだそうで比較的新しい棚だそうです。また両端の2つの棚は、真ん中の大きい棚に収納できるようにつくられています。
見てみると確かにお茶の棚であっても現代風の見た目をしている。それでいて従来の茶道具と合わせてもとても似合っている。そんな感じがしました。


この棚のお点前を見ながら、お茶っていうのは昔からの礼儀作法や慣わし、伝統を受け継ぐ一方で、時代に合わせている物もあるということを改めて感じました。
愛大茶道部さんがお出ししたお茶もお菓子もおいしく頂きました。一服頂いた後は、愛大のお茶の先生や愛大茶道部の新部長さんとの楽しい会話。とても楽しく、穏やかな時間を過ごしました。また来年も訪れたい、そんな気持ちです。

愛知大学茶道部様、楽しいお茶会をありがとうございました。

2014年10月13日月曜日

技科大庵

こんにちは。中村です。

10月11日と12日に、技科大祭で私たちは「技科大庵」としてお茶をご用意させて頂きました。来てくださった方々ありがとうございました。
さて、この技科大庵とは新入部員が初めてお客様の前でお点前をする、所謂お点前デビューです。新入部員の人達は、最初は緊張していたり、不安がっていましたが、何回もお茶を点てるに連れて慣れていき落ち着いてお点前をしていました。


私は去年のこの時期にお点前のデビューをしましたが、その時の自分より今年の新入部員の方が綺麗なお点前をしていたと思います。自分もお茶をもっと頑張らないとなあ、そんなことを考えつつ、楽しく時間を過ごしました。
下の画像は技科大庵でお出しした菊の練り切りです。白餡に求肥ではなく、イモが練り合わせられています。食べてみましたがとてもおいしかったです^^


今回の技科大庵も部員皆で協力し合って盛り立てることができました。

2014年10月4日土曜日

ふつうの茶会

こんにちは
久しぶりに中村が投稿します。

先月28日に「ふつうの茶会」を実施しました。来てくださった皆様大変ありがとうございます。
今年の茶会のテーマは「普通に行うことの難しさと自然に魅せること」でした。茶会を行う計画をした時、今年は三の丸会館のいつもの和室が予約できなくて使えず、結局その奥にある千切庵という茶室を使うことになったり、準備の方を中々スムーズにいかなかったり、文字通り「普通に事を進めるのは難しい」と感じました。それでも堅くなく自分たちの「ありのまま自然な形で」茶会を開き、盛り立てることができたと思います。



ところで私は今年初めてふつうの茶会でお茶を点てさせていただきました。しかし初めてお茶を点てるということと正式な茶室でお茶を点てるということもあり、お点前や半東をするときはとても緊張してしまいました。しかしそのときに去年卒業していった先輩や、部の先輩、同級生に、「大丈夫、緊張することないよ」と言ってくれたり、茶会にお越しくださった方々も和やかな人ばかりだったので緊張も次第にほぐれ、しだいに心を楽にして半東やお点前ができました。また私は左利きなのですが、お点前の後お客様に、「左利きだけれど綺麗にお点前ができているよ」と言われた時はとてもうれしかったです。

振り返れば、失敗したことや反省するべき点はとても多いですが、それでも私たちの茶会にお越しくださった方々は笑顔でお帰りになられる方も多く、今年のふつうの茶会は概ね成功したと思います。そして来年茶会を開くときは今年よりも自分が成長できているように日々頑張ろうと思います。

2014年9月25日木曜日

不都合な真実

こんにちは。

「ふつうの茶会」もいよいよ今週末に迫ってきました。毎年ふつうの茶会の準備をするごとに思うことですが、無事に茶会を迎えることが出来ることはなかなか大変なことです。直前になって準備出来ていないものに気づいたり移動のための車が足りなくなったりと毎年何かとトラブルがありつつも何とかなっているのも多くの方々の努力の賜物です。

 さて、今年こそは大きなトラブルもなくふつうの茶会を迎えることができればと思っていたのですが、そんな思いも儚く夢と消えました。

 土曜日の夜、豊橋アイプラザにて青年部の懇親会のようなものがあり、4人で参加してきました。折角の機会ですので「ふつうの茶会」の宣伝をしてきたのですが、その時に同じ日に三の丸会館で茶会をするという方がいらっしゃって、「隣でやるんですね」と話していました。
 三の丸会館には広い和室の「松、竹、梅」と茶室の「千切庵」があり、同時に別々の茶会を行うことができます。
 日曜日の夜にふと「隣でやるんですね」が気になって、三の丸会館のホームページを見て驚きました。「ふつうの茶会」が27日にあることになっていたのです。ホームページだけが間違えたということを確認しようと予約状況をインターネットで調べるとどうやら27日で予約が取ってあると考えると自然な雰囲気がありました。28日は「松、竹、梅」にしか予約がなく、26日午後と27日一日が予約済みになっていたのです。

 ふつうの茶会は前日の午後に荷物の搬入を行うのです。

 次の日に三の丸に確認するとどこに問題があったのか予約の日を間違えていたようでした。先生方と相談し、たまたま空いていた「千切庵」で「ふつうの茶会」を行うことになりました。

 そんなこんなで今年のふつうの茶会は例年と場所が違い、三の丸会館の「千切庵」で行います。それに伴い、いろいろ例年とは違ってきます。しかし、千切庵の雰囲気に負けない、例年以上の茶会にできればと思います。

9月25日追記

ホームページに大まかな会場の図を掲載しました
廣瀬

2014年9月8日月曜日

第23回「ふつうの茶会」のご案内



今年も大きな事件もなく8月末を迎えました。皆様のおかげをもちまして今年も「ふつうの茶会」を催す運びとなりました。
 様々な綿から支えていただいた多くの方々に感謝です。

こちらに詳細があります↓
http://ochanokai.tyanoyu.net/hutsunochakai/hutsuuchakai2014.html

 日時 平成26年9月28日 午前10時から午後3時
   なお、席の都合上2時頃までにお越しいただければ幸いです。
 場所 豊橋市 豊橋公園内三の丸会館
呈茶料  500円
アクセス  豊橋鉄道市内線 豊橋公園前下車 徒歩約7分(600m)
駐車場には限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。



六日会

こんにちは。M1廣瀬です。
 先週の9月6日に現部長と豊橋三の丸会館で行われた六日会に初めて参加してきました。

 六日会というのは毎月六日に先生方が持ち回りで行う茶会で、「ふつうの茶会」も近づいてきたので見ておいてはどうかという事で行ってきました。
 僕は六日会に行くのが初めてで、少し緊張しつつ三の丸会館へ。
中に入って一番驚いたことは「ふつうの茶会」と部屋の使い方から衝立の配置までほぼ一緒だったことです。三の丸会館を使うと必然的にその配置になるのでしょうか。六日会を始めとした茶会を参考にして「ふつうの茶会」が行われているということもありそうです。
 ところで 9月8日が中秋の名月ということで今回の6日会はお月見がテーマのようでした。寄り付きでは月見団子が出され、お軸なども月に関するものでした。
本席では今回主催された先生が半東をされていて、その話に圧倒されました。心配りがあり、話も面白く、こんなふうに喋れるようになりたいなと思いながら聞いていました。
 
 うっかりお詰になってしまったのですが、主催された先生の計らいで拝見に出されたお道具を返すお稽古をつけていただき、貴重な体験をさせていただくことが出来ました。

 新鮮で貴重な体験ができ、楽しい茶会でした。

2014年8月25日月曜日

オープンキャンパス2014

こんにちは。
 今年もオープンキャンパスで抹茶体験ということでオープンキャンパスに来ていただいた方々に無料で呈茶をしました。

 今年も福利厚生施設2階のコモンズ2で呈茶をしたのですが、今年はコモンズ2にATMが設置されたため一度に入れるお客さんが減ったためか昨年ほどの忙しさはありませんでした。
 それでも約3時間の間に200人を超える方々に来ていただき、入りきらずに外で待っていただいた方も大勢いらっしゃったようです。
 足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。


さて、次はいよいよ「ふつうの茶会」です。

廣瀬

2014年8月16日土曜日

オープンキャンパスのご案内

こんにちは。

8月23日(土)に豊橋技術科学大学のオープンキャンパスが行われます。

 私たちおちゃのかいも例年通り、呈茶を行います。オープンキャンパスにお越しになった折には、ぜひお立ち寄りください。

日時 8月23日(土) 午前11時ごろ~午後1時ごろ
 なお、まことに勝手ではありますがお菓子がなくなり次第終了いたします。

場所 福利厚生施設2階 コモンズ2

呈茶料 無料

廣瀬

2014年6月30日月曜日

愛大さん(豊橋)のお茶会

こんにちは。M1廣瀬です。

 先日、豊橋ロジワールホテルというところで愛知大学さんのお茶会があり、新入生含めて10人で参加してきました。今回はいろいろな経緯があって新入生歓迎会の茶会にお邪魔させていただくことになりました。
 
 私たちのほうは新入部員も4人ほど参加しました。新入生にとっては初めてのお茶会でしたのでいい経験になったのかなと思います。

 愛大生の女性の方々は浴衣を着ておられて華やかでした。
 新入生歓迎会のお茶会は今回が初めてだそうでその上私たちまで招いていただいて大変だったと思いますが、いざ行ってみるととてもいい茶会でした。

 ホテルの3階に3畳台目の茶室と蹲や路地があり、本格的な場所で驚きました。ホテルの中とは思えません。

 人数が多かったので2グループに分けて茶室に入ったのですが、先に入った人たちは茶道具が大好きな人ばかりであちらの先生からいろいろ話を聞いていました。なかなか戻ってこないので一体どんなお点前なのかと思っていましたがどうやらお道具の話で盛り上がっていたようです。この間に待合にある花や軸に何と書いてあるかで議論したり。でも、結局読めなかった。まだまだですね。

 僕は新入部員3人と2年目の部員2人と席に入りました。ただ、始めて数か月の人をお茶会に連れて行ったことがなかったために少し戸惑う場面もありました。お菓子は梅の形をしていて中にほんのり塩味の梅のあんが入ってて、さわやかな香りが広がり、とてもおいしかったです。和やかな席で、日々の活動の様子なども話ができたり、、待合にかけてあったお軸の読み方も聞けてよかったです。

 今回のお茶会で、ブロック研修会で飛騨青年部のかたとお話をさせていただく機会を作っていただくなど、お世話になった青年部の方から高山にはいつ行くのかと聞かれました。日程調整が難しいのと結構費用がかかるのであまり考えてこなかったのですが、真剣に考えざるを得ないようです。
 新入生歓迎会の茶会に招いていただ気、ありがとうございました。次は「ふつうの茶会」で私たちが招く側です。お稽古もがんばらなければ。

2014年6月28日土曜日

ブロック研修会

こんにちは。M1廣瀬です。

この土、日(6月14,15日)に愛知県犬山市で東海地区のブロック研修会があり、B2の中村くんと参加してきた。(これまでのブログ記事にブロック研修会のことがなかったので書いてはいけない理由があるの・・・かな?ただ単に書いてないだけということにしておきます。)

さて、ブロック研修会とは 茶道裏千家淡交会青年部会員がいくつかの都道府県ごとで集まって行う研修会です。
豊橋市のある愛知県は、静岡(一部除く)、三重、岐阜とともに当会ブロックに含まれていて、今回は約200人が参加したそうです。
 


 鵜飼がみられること、如庵の見学が出来るなど、大変楽しみにしていた。
 ところが、ブロック研修会の2日前、僕を悲劇が襲った。食あたりだった。その日はやっとの思い出学校へ行き、安静にしていたことで土曜日には85%くらいまで回復し、ぎりぎり参加出来た。いや、会費も既に払っているので何としても参加しなければとの思いが強かった。


 土曜の朝に豊橋の青年部の方々と集まって電車で犬山に行った。研修のあるホテル内の会場前の廊下に東海ブロックに12ある各青年部の名刺デザインが貼ってあった。参加者が気に入った名刺のデザインに投票するコンペが行われていたのです。研修は午後からで、しばらく時間があったのだが、僕はすぐには決められなかったので写真を撮り始めた。すると、三河青年部のNさんに、

「名刺交換して全部揃えればいいじゃん。」


ここから僕の名刺収集が始まった。


 1時からブロック研修会が始まり、あいさつの後、 宗匠はすごいお方だという話と、ご自身のご経験から平和の大切さをお話いただいた。途中の休憩でさっそく飛騨青年部、岐阜青年部の方と交換し2青年部の名刺を手に入れた。


 話が終わると次は有楽苑の見学。有楽苑は織田信長の弟、織田有楽斉(長益)が京都の建仁寺に建てた如庵という茶室をはじめ、旧正伝院書院などの建物を移築したところです。ろくに如庵は国宝に指定されている上、明治以降複数回の移転を繰り返して犬山にやってきたそうだ。


 ここからは6つくらいのグループに分かれて有楽苑の見学。有楽苑の中は初夏の日に照らされた緑が眩しく、白い石の敷き詰められた小路とのコントラストが美しかった。まず、如庵に向かい、解説を聞いてから見学へ。如庵は2畳半という小さい茶室でありながら小ささを感じさせない工夫がされていた。


如庵の次は茶会のために新築された弘庵にて呈茶。弘庵に入る手前のつくばい(茶室に入る前に手を清めるための手水鉢)は水琴窟になっていて琴のような涼しげな音が静かに響いていた。どうせなら夏の暑い時に聞きたかった。

 弘庵に入ると前のグループが茶席に入っているためしばらく待つことに。ここでも三重や静岡、愛知第1,第2青年部の方と名刺交換をした。三重北青年部の名刺は作ったというお茶碗の形をしていて驚いた。名刺のデザインコンペということでどこも気合が入っている。さて、そうこうしているうちに茶席に入る順番が巡ってきた。学茶による呈茶ということで小学生から中学生辺りまでの子どもたちがお菓子とお茶を運んできてくれた。動きもしっかりしていて驚いた。


夕方は懇親会があり、いろんな青年部の方がまぜこぜになって8人ずつグループになって会食をした。この時、グループごとに○☓クイズ大会が行われた。




 懇親会の後、日が街の向こうに隠れる頃、鵜飼を見るための屋形船に乗り込んだ。木曽川をゆっくりと遊覧し、あたりが夕闇に包まれるころ、川岸にとまった鵜船の篝火がともされた。しばらくすると鵜船が出発し、僕達の乗った屋形船も鵜船に近づいていった。鵜船の出発とほぼ同時に紐に繋がれた鵜が川に放たれ、鵜匠さんの見事な手さばきで鵜が次々と魚を獲っていった。鵜は喉の部分に魚をためておくことができ、何匹か捕まえたところで鵜匠が紐を手繰り寄せ、かごに魚をはかせる。鵜飼の最後にあった鵜匠さんによる解説によると、鵜が獲ってきた魚は傷がつかず傷みにくいため献上品として重宝されたな。


 鵜飼も終わり、各青年部の支部ごとに二次会が行われた。去年、ブロック研修会に行った先輩などからなんとなく聞いていたのですが三河青年部の2次会は長い。毎年夜更けまでやってるとのことで、大変驚いた。僕はあまり体調が良くなかったのでワインを少しもらってあとはいろんな人としゃべってた。懇親会の時に飛騨青年部の支部長と東海ブロックのブロック長をされている方にお会いしてサークルとして高山に行きたいという話をしていた。2次会では高山で陶芸をされている方と知り会うことができた。技科大生は忙しいから都合の会う時間を見つけるのは難しいかもしれないが、ぜひ、高山に行きたいなあ。
 

 2日めは徳川美術館の副館長さんの講演があり、茶の湯と古筆についての話だった。尾張徳川家に関する話では、名古屋城が清洲から引っ越してきたこと、尾張からは1人も将軍が出ていないなど、恥ずかしながら初めて聞くことばかりだった。自分の教養の薄さを改めて知る機会になった。
 

 その後、実技演習、総括と次回のブロック研修会の開催場所の公表などがあり、2日間のブロック研修会が終わった。結局ほとんどの支部の名刺を集めることができたが、残念ながら沼津の名刺はもらえずじまいになった。少しがっかりして家に帰り、携帯を見ると研修会の会場前で撮った名刺の写真が沼津のものだった。

 というわけで、お茶の知識を深め、人の輪を広げることのできた研修会だった。また、細かい気配りや準備の大切さを知ることができた。

2014/10/20 鵜飼いの写真追加


2014年5月25日日曜日

太陽と子供の祭!!


更新が遅れてしまいました!

5月11日(日)に太陽と子どものまつりが高師緑地公園で開催されて、おちゃのかいも青年部の抹茶体験ブースのお手伝いをさせていただきました! 
太陽と子どものまつりは約40年続くお祭りだと開会式の時に知ってすごくびっくりしました。そして、すごく活気があって盛り上がってました! (しかも快晴でした!)

お抹茶のコーナーではお抹茶を自分で点ててもらって飲む体験と、抹茶を石臼で挽く体験をしてもらいました。
臼挽きを体験した子どもたちが元気であふれていてこっちまで元気をもらっちゃいました(笑) 公園に遊びに来たお子さん連れのご家族や、散歩途中のおじいちゃん、おばあちゃんといった、まさに老若男女って感じでたくさんの人にブースに立ち寄っていただいて、抹茶体験ブースは大盛況でした!

今年はあまり他のブースを見て回ることができなかったけれど、来年はもっと見て回りたいなあと思いました。

興味を持たれた方は毎年開催されるのでぜひ来てください!!


萩原達也

(June 28th 写真追加 、追記)

2014年4月2日水曜日

新入部員募集!

こんにちは。今日から新しくブログを描く中村です。これからたまに書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

さて、新入生の皆さん、入学おめでとうございます!
大学生活においてどのサークルに入るか、というのも結構重要ですよね。この大学も沢山サークルがあるけど、もし気になったらおちゃのかいにも気軽に来てもらえるとうれしいです!お菓子を食べて、お抹茶を飲むだけでも大丈夫です(^^
堅苦しそう、とか、難しそう、とか考える必要もないです。まったりした時間を楽しんでください。
「一期一会」の気持ちで皆さんを迎えようと思います。どうぞお越しください。

日時
毎週火・金曜日の18~20時

場所
和室(食堂の近くのコモンズⅡのところ)
ただし、四月八日と十一日の活動はひばりラウンジ(食堂に隣接する場所)


よくわからないことがあったら質問も受け付けます。
ocha.tut@gmail.com





2014年3月19日水曜日

今年度最後のお稽古

こんにちは。
11日に卒業茶会も無事終わり、昨日は今年度最後のお稽古でした。つまり、卒業される先輩方とのお稽古もこの日が最後でした。
卒業茶会の後、2回お稽古がありました。金曜日のお稽古では静岡に卒業旅行に行っていた先輩から静岡茶の抹茶と桜のカステラをおみやげにいただきました。
この日は卒業される先輩が重茶碗で続き薄という、非常にややこしいことをしました。
この時使ったお茶碗は先輩がお茶碗作りに行った時に作られたものです。

私は正客として席に入っていたのですが、続き薄ははじめてで客の方もいつも以上に流れと役割を知っていないといけないなと思いました。


さて、昨日は先輩のする長緒のお点前と貴人清次のお点前を見ました。

長緒(収納時) 大海

お菓子はぼたもちとみかんパイ、ピーカンナッツのお菓子などとやたらと豪華で、驚きました。





お軸は喫茶去で、めったに横書きの軸を掛けることが無いため珍しかったです。

貴人清次は今回はじめて見たのですが、ところどころ違いがあり、貴人茶碗を扱うことでお点前の流れにも違いがあって難しそうでした。

お点前が終わっても名残惜しいということでかなりのんびりして、卒業茶会で残ったお茶などが数種類あったので今年度はできなかった飲み比べをしたり。

来年度からは卒業された先輩方の分も頑張らないといけない立場です。力不足ながら楽しく、かつしっかりと支えていけるようになりたいです。

廣瀬

簡単な説明

・重茶碗(かさねじゃわん) 濃茶席でお客さんが多い時に茶碗を2碗使ってするお点前です。
・続き薄(つづきうす) 濃茶席の後に後炭点前(ごずみでまえ)を省略して続けて薄茶席に移ります。
・貴人清次(きにんきよつぐ)高貴な方とそのお供の方にお茶を出すお点前です。


2014年1月31日金曜日

年賀状

こんにちは。
現在実務訓練、世間一般に言うところのインターンシップというもので大阪(近辺)にいるB4の廣瀬です。

さて、年が明けてひと月近くたってこの話題です。
なんでこの時期に?と思われると思います。年始早々、この話題でブログ記事を書こうと思っていたのですが、いろいろあってかけずにいて機を逃してしまいました。ところが、先週末実家に帰った時にいくつか届いた年賀状の当選番号を調べたことで、何とか話題の切り口を作ることができました。

 私たちの部では毎年、お世話になった先生方やお茶会などで交流のある大学の茶道部などに年賀状を出していて、年始にサークルのポストをあけると他大学の茶道部から頂いた年賀状がたくさん出てきます。
 茶道の世界ではまだまだ手紙が現役で頑張っていて、普段からサークルとして手紙を書いたり受け取ったりすることがよくあります。ですが、個人で手紙を書いたり受け取ったりする機会はお正月の年賀状くらいです。

 今年の正月は個人的に数人に年賀状を送ったのですがそのうち、ここ2年ほどメールすらしていない高専時代の友達からメールが届いてメールで簡単に近況報告をしあいました。それぞれ変わったこと、変わらないところを確認し合ったのですが、そのきっかけは僕の送った年賀状でした。まさかメールが来るとは思ってもみなかった。
  年賀状1通が話題のきっかけになる。それは手紙を書くことがないことの裏返しでもあります。一言添えるだけでだいぶ違うのが年賀状のいいところで、年に一度の新年のイベントということで大切にしていきたい文化の一つです。



…ところで、冒頭のわたしのところに届いた年賀状のお年玉番号はすべてはずれでした。