11月2日に豊川稲荷で行われた秋の市民茶会と、愛知大学茶道部さんのお茶会に行きました。私は初詣で豊川稲荷に行ったことはあったのですが、今回は自分と他の部員の5人で稲荷のお茶会に行きました。
私達が席入りしたのは、宗偏吉田流と煎茶売茶流でした。宗偏吉田流は豊橋周辺で門人が多い流派だそうで裏千家とは違うお点前だったのが興味深かったです。
また売茶流では運びの人に、明らかに自分より若い女の子が振袖を着て煎茶やお菓子を運んでいて、それにはとても驚きました。そして、自分より若いのに自分よりしっかりしているではないか、と感心してしまいました。出されたお菓子、そして玉露もおいしく頂きました。
さて、豊川の市民茶会でおいしお茶を頂いた後は愛知大学茶道部さんのお茶会へと足を運びました。席入りした時に使われた棚は和親棚。実物は初めて見ました。和親棚といえば、裏千家の坐忘斎お家元のお好みだそうで比較的新しい棚だそうです。また両端の2つの棚は、真ん中の大きい棚に収納できるようにつくられています。
見てみると確かにお茶の棚であっても現代風の見た目をしている。それでいて従来の茶道具と合わせてもとても似合っている。そんな感じがしました。
この棚のお点前を見ながら、お茶っていうのは昔からの礼儀作法や慣わし、伝統を受け継ぐ一方で、時代に合わせている物もあるということを改めて感じました。
愛大茶道部さんがお出ししたお茶もお菓子もおいしく頂きました。一服頂いた後は、愛大のお茶の先生や愛大茶道部の新部長さんとの楽しい会話。とても楽しく、穏やかな時間を過ごしました。また来年も訪れたい、そんな気持ちです。
愛知大学茶道部様、楽しいお茶会をありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿