2018年6月9日土曜日

黎明茶会に行きました

こんにちは

中村です。さて、先月愛知大学名古屋キャンパス茶道部様主催の「黎明茶会」に部員の後輩と行きました。
場所は岡崎城にある茶室の「葵松庵」。スーツだととても暑い日中でしたが、茶室内はそうでも無かったです。
濃茶のお菓子を写真に撮らせていただきました。外郎のような食感でした。若紅葉も季節に合って素敵でした。
濃茶席では「包み帛紗」のお点前でした。このお点前は茶入が無い代わりとして棗を濃茶器として使う場合のお点前です。裏千家では小習に含まれていますね(今回は松尾流)。どんなお点前かは知っていましたがそのものを見たことは無かったので驚きました。また、水指が「釣瓶」であり、暑い時期に涼しさを感じる道具でした。
最後に薄茶ですが、桑子卓の総飾りを見せてもらいました。棚の勝手側手前の柱に帛紗を結ぶ「蝉結び」は裏千家では行わないので面白い趣向だなあと関心しました。

他の大学の茶道部の茶会には何度も行っていますが、普段見ることが無い道具を見せてもらえるので良いですね。とても興味深い時間を過ごすことができました。愛知大学茶道部様、ありがとうございました。