2013年9月10日火曜日

国際研修プログラム 茶道文化体験

こんにちは。昨日は学校の国際交流課から依頼された国際研修プログラムでの呈茶体験がありました。アジアの大学(バンドン工科大学(インドネシア)、ホーチミン市工科大学(ベトナム)、マレーシア工科大学(マレーシア)、各6人)から本学に1週間の研修に来られている方が対象で、お点前を見てもらって、そのあと自分でお茶を点てる体験をしてもらいました。

 全体の流れやお点前に関する工夫は3年生の後輩にやってもらって、先生に御園棚を貸してい
ただいてお点前しました。
写真提供 国際交流係

夏休み中という事であまり人数が確保できなかったため、色々と工夫しました。お菓子は運ばずに先に席に置いておきました。
今回のお菓子はイチョウという名前でオープンキャンパスでお世話になっている長栄軒に作っていただきました。
写真提供 国際交流係

 お点前が終わると大学ごとに分かれて自分でお茶を点てる体験をしてもらいました。せっかく日本に来たのでいい思い出にしてもらえるようにとのことでやってもらいました。3人で6人に教える体制にして、4年生と国際交流課の通訳がサポートする形で点ててもらいました。
写真提供 国際交流係

 ただ、ここでは英語で話さないと通じません。はじめはたどたどしかったのが、回数を重ねるうちにだんだんと馴染んできて楽しそうに話していたのが印象的です。
 お軸の意味や道具の説明など(日本語でも難しかったりしますが)を通じてより茶道を見つめるいい機会になったのではないかなと思います。
 僕自身も研修に来ている方々と話せてとても楽しかったです。

[2013/9/25追記] 国際交流課国際交流係様から写真をいただき、追加しました。

 廣瀬

【ご案内】ふつうの茶会

こんにちは。

お茶会のご案内です。すでにホームページの方に上げておりますが、ブログの方でも宣伝しておきます。

   
私達、おちゃのかいの活動で最大のイベントです。
皆様のおかげさまで我が部のお茶会も22回目を開催できる運びとなりました。
これまで続けてこられたのも皆様のおかげであると思っております。
下記の通り釜を懸けさせて頂きます。
皆様お誘い合わせの上、どうぞお気軽にお越しください。

―記―

    日時 平成25年9月28日 土曜日 午前10時〜午後3時
    なお、席の都合 午後2時までにお入りいただければ幸いです
        
    場所 愛知県豊橋市 豊橋公園内 三の丸会館
    豊橋鉄道市内線 豊橋公園前下車 徒歩約7分(600m)
    駐車場には限りがありますのでできるだけ公共交通機関をご利用ください

    席料 一席500円

    連絡先 
    mail:ocha.tut@gmail.com

2013年9月8日日曜日

三河青年部発足記念 三河の茶会

こんにちは。
B4廣瀬です。

今日は蒲郡で三河青年部発足記念の三河茶会が蒲郡市民会館でありました。

昨日の午後から準備の手伝いに参加して、今日は朝から水屋の手伝いをしてました。

このお茶会は今まで豊橋、豊川、岡崎、衣浦、豊田の3つあった青年部が三河青年部として今年発足したことから行われました。
こんな大きなお茶会にお手伝いとして参加するのは初めてで、とてもたくさん学ぶことがあり、参加できてよかったです。
昨日は午後からの準備で会場にパーテションを設置したり樹を運んだりしました。樹を運んでほしいと聞いたときは驚きましたが、自分の背丈と同じくらいの樹を会場内に置くことで野点の雰囲気を出すということでした。

今回のお茶会では2席用意され、ひとつは秋の夜をイメージした秋色(と書いてしゅうしょくと読むそう)席で、もうひとつは曙席でした。僕が昨日の手伝い含めて手伝いをしたのがこの秋色席でした。個人的にわざわざ音読みにしなくても良かった樹がします。

 今日はほとんどずっと水屋にいてお茶を点てたりお茶碗洗ったりしてすごしていました。でも、お茶を点てたりお茶碗洗ったりする時間は限られているので結構な時間を一緒に来た友達や他の青年部の会員の方々と話していました。

秋色席では秋の夜のイメージということでかなり証明を落としていてお茶が立っているのかどうか良くわからないということで、懐中電灯を使って確認したりと雰囲気は良かったのですが、いつもの茶会とは違う難しさのある水屋でした。
お昼ごろからお客さんも減ってきて余裕ができてきたので昼食休憩の後、楊枝入れ作り体験をして、2つの席に入ってきました。
 秋色席のお菓子は「遠山」と「川面に写る月」の2種盛りでした。このお菓子は金沢のお菓子屋さんに頼んで作っていただいたものらしいです。薄暗い照明とあいまって秋を感じるお菓子でした。
 曙席は秋色席とは打って変わって明るく、 三河青年部の夜明けを現していました。そして水差しは6月末に作陶体験をさせていただいた安加比古窯の加藤先生の作作られた舟水差しでした。とてもきれいな水差しでした。

 今日の茶会では準備に関していろんな意味で学ぶことが多くありました。今月末にあるふつうの茶会に向けてしっかり準備していかないといけないと思う1日でした。