2017年8月27日日曜日

楽茶碗が完成!

こんにちは。中村です。

先日、お茶碗作り体験で部員で作ったお茶碗が届きました。なのでお稽古来ていた部員でお茶碗を見て楽しむことにしました。
それぞれ赤、白、飴色の釉薬がかかったお茶碗達。写真の右下の茶碗は4年前に作った飴釉の楽茶碗で右上は今回部員が作った飴釉の楽茶碗。薬の配合を変えているのでしょうか。同じ飴色でも全く異なる色合いになりました。また、白色の釉薬ですが、今回大変艶やかな仕上がりに、赤楽はクールな感じでした。その他にも高橋先生作の茶碗や他の部員が作った枡形の茶碗など、個性的なお茶碗がありました。
お茶碗は使って育てていくものであると加藤先生がおっっしゃっておりました。だからこそ、出来上がったお茶碗をどんどん使っていこうと思いました。



2017年8月23日水曜日

お香を楽しむ

こんにちは。中村です。

昨日、お稽古だったのですが「聞香」を行いました。↓のようなお道具を佐々木先生が持て来てくださいました。
実際に火を入れて行ったわけではなく、その所作を教えていただきました。先生方曰く、お香を聞くお茶会もあるとのことですが、やはりそれは少ないそうです。ですが教養としては習得することが望ましいわけですから、皆で楽しみながらお稽古をしました。余談ですが普段は炭点前の時に炉や風炉に入れる香は、聞香がある時は炭と一緒に入れないとのことです。

お香の香りというのは心を落ち着かせる作用があります。それが何時しか教養と結びついて香りを楽しむ「聞香」になったのであろうと個人的に解釈しています。また、香りというのはその空間を浄化させる、という効果もあります。故に炭点前において最後にお香を炉・風炉に入れ、その香りを持ってその茶室にいる人を落ち着かせ、心地よい雰囲気にし、茶室内をも浄化するのでしょう。まさに四則の「清」ですね。

茶道をやっていると焼き物や塗り物だけでなく、禅や季節感、お香、お花、場合によっては能楽など沢山の知識が必要とされるとともに、それらを同時に学べるということを改めて感じさせられた時間でした。

紫親茶会に行きました

こんにちは。中村です。
お盆休み前ですが、第二回柴親茶会に行きました。この茶会は名古屋の四つ大学の茶道部の団体である「紫親会」が催す茶会なのです。
今回は当日参加も可能な大寄せの茶会になっていたので、愛大生や青年部で仲良くなった友人とも行こうと彼らを誘ってみたのですが悉く断られるという・・・仕方がない、お盆の時期ですから。でも学内の部員の4年生が一人と新入生が一人が一緒に来てくれたので良かったです。

場所は鶴舞公園内の茶室である「百華庵」です。ちなみに去年みたいに公園内で動き回る某トレーナーは少なかったです。柴親会の皆様は今回も浴衣を着ていたので涼しげ良かったです。
内容としては薄茶一服。水饅頭のお菓子が口辺り良くひんやりして美味しかったです。お道具の方もいくつか拝見し、その中でも気になったのは染付の水指でした。染付って基本青いですからさわやかな雰囲気ですが、興味深かったのはその塗り蓋です。割蓋なのですが金具がついておらず、半分だけ開けてもう半分の蓋に乗せるという扱いで興味深かったです。全体的な趣向も「涼」そのもので十分楽しめました。
今回は新入生も来てくれたということでコメントを聞いてみると、普段できない体験ができて良かったとのこと。そう、お茶会は普段体験できないことが出来たり見たことないお道具に会えたりする機会ですよね。そんなことも兼ねて、私は他の部員にももっとお茶会に行ってもらいたいなあと思いました。