今日11月9日、私の記憶ではおちゃのかいとして初めてとなる「和菓子作り体験」を行いました。普段のお稽古や茶会で何気なく食べる和菓子。よく食べているけれど、教えてもらいながら自分たちで作ってみるのはどうだろう?そんな好奇心が集まってこの企画が実現しました。
作ったものは練り切りで形は「菊」と「紅葉」、前から私と親交のあった和菓子屋のご主人が先生をしてくださいました。普段も和菓子作りの教室をやっているご主人ですが、教室のことや、和菓子の材料のことなども教えてくださいました。またとても明るい方で、楽しく和菓子を作ることができました。
練り切りとは、白餡に求肥を混ぜることが多いらしいですが、この方は求肥を使わずにヤマトイモを練り混ぜて練り切りを作っています。なぜならそっちの方がより美味しい練り切りが出来るからだそうです。(実は今年の技科大庵でお出しした和菓子は、このご主人が作ったものです。)。だから私たちもヤマトイモを白餡に練り混ぜて作りました。
まず初めに白餡と上白糖、すりおろしたヤマトイモと茹でた餅粉を鍋に入れてかき混ぜます。これが割と力を入れて練り混ぜるので大変です。焦がさないように練り混ぜますが、焦げなかったので安心しました^^;
練り合わせた白餡を冷ましたあと、それに色をつけてこしあんを包み、形を作っていきます。今回は皆初心者ということで先生が木型を持ってきてくださいました。下の画像は木型と練り切りで形を作るための押し棒です。この押し棒で練り切りを作る挑戦者の部員もいました。
練り切りを作り終わった後、自分たちでお抹茶を出して食べることにしました。イモの風味があり、味はさっぱりした甘さでとてもおいしかったです。
今回、和菓子作りを教えてくださった和菓子屋のご主人、ありがとうございました。体験は短い時間でしたが、この投稿では表せられないくらい、普段の生活でもおちゃのかいの活動としても非常に良い経験となりました。レシピを頂いたので、今度は自分たちだけで練り切りに挑戦したり、また別の和菓子の作り方を教えていただけたら良いなあと思います。
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