こんにちは。
11日に卒業茶会も無事終わり、昨日は今年度最後のお稽古でした。つまり、卒業される先輩方とのお稽古もこの日が最後でした。
卒業茶会の後、2回お稽古がありました。金曜日のお稽古では静岡に卒業旅行に行っていた先輩から静岡茶の抹茶と桜のカステラをおみやげにいただきました。
この日は卒業される先輩が重茶碗で続き薄という、非常にややこしいことをしました。
この時使ったお茶碗は先輩がお茶碗作りに行った時に作られたものです。
私は正客として席に入っていたのですが、続き薄ははじめてで客の方もいつも以上に流れと役割を知っていないといけないなと思いました。
さて、昨日は先輩のする長緒のお点前と貴人清次のお点前を見ました。
お菓子はぼたもちとみかんパイ、ピーカンナッツのお菓子などとやたらと豪華で、驚きました。
お軸は喫茶去で、めったに横書きの軸を掛けることが無いため珍しかったです。
貴人清次は今回はじめて見たのですが、ところどころ違いがあり、貴人茶碗を扱うことでお点前の流れにも違いがあって難しそうでした。
お点前が終わっても名残惜しいということでかなりのんびりして、卒業茶会で残ったお茶などが数種類あったので今年度はできなかった飲み比べをしたり。
来年度からは卒業された先輩方の分も頑張らないといけない立場です。力不足ながら楽しく、かつしっかりと支えていけるようになりたいです。
廣瀬
簡単な説明
・重茶碗(かさねじゃわん) 濃茶席でお客さんが多い時に茶碗を2碗使ってするお点前です。
・続き薄(つづきうす) 濃茶席の後に後炭点前(ごずみでまえ)を省略して続けて薄茶席に移ります。
・貴人清次(きにんきよつぐ)高貴な方とそのお供の方にお茶を出すお点前です。
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