こんにちは。
M2廣瀬です。土曜日は在校生に卒業茶会を開いていただきました。
予想以上のもので、感動しました。
ただ、今回は卒業茶会ではなく前の週にあった青年部の懇親会について書きます。
青年部の懇親会は高校や大学を卒業して4月から新しい場所で生活を始める学生を送るという趣旨で行われました。
昨年の11月にオープンしたばかりの二川宿の商家を改装した「駒屋」の茶室で行われ、数百年の歴史を感じてきました。
技科大生は準備から手伝ったのですが、狭い場所なので結構大変でした。今年度は行事に参加する部員が例年になく多いので「ふつうの茶会」では水屋の狭さに苦労するのかも。
さて、今回、卯の花点(うのはなだて)のお点前をしてきました。卯の花点ては茶箱と呼ばれるお点前に必要な道具を重箱くらいの箱に入れて行うもので、茶箱を使った最も基本的なお点前です。
茶箱とお湯があればピクニックでもお点前ができます。懇親会の一ヶ月ほど前に青年部の方から卯の花点をやってほしいと依頼されて、ちょうど修論の発表も終わって落ち着いてきたので毎回2回ずつくらい卯の花点の練習をして、家でもイメージトレーニングをしてきました。
全部で3席設け、1席目と3席目でお点前しました。ところどころ手続きが怪しく、練習不足を痛感しました。
一番のお楽しみは駒屋の見学です。桃の節句前後ということもあって、使われなくなり、供養を済ませたお雛様がたくさん飾られていました。
豊橋での養蚕の歴史や当時から残る土蔵など勉強になりました。
三河青年部での活動はこれが最後ですが、今後もお茶を続けたいと思えるだけのものを3年間の青年部の活動を通して得られました。
青年部を通して知り合った皆様、ありがとうございました。
2016年3月31日木曜日
2016年3月29日火曜日
平成27年度 卒業茶会
こんにちは、駒津です。
投稿がだいぶ遅くなってしまいましたが、3月の12日に行った卒業茶会について書きたいと思います。
卒業茶会というのはいわゆる追いコン的な行事です。大学を卒業する先輩たちをメインにして、その他に先生方にも席に入っていただき、まず濃茶席、次に懐石の代わりにお弁当、そして最後に薄茶席といった具合に進みました。
最初の濃茶席では沓名さんがお点前をしてくれましたが、私はこの時お弁当やお酒の準備をしていてあまり中の状況が見れなくて残念でした。来年は自分たちの番なので頑張りたいです。
薄茶席は裏で三客以降の方に出すお茶を立てていました。お客さんの出入りは多くないけれど、雰囲気はしっかりと“お茶会”って感じでちょっと気が締まりました。
最後に卒業する先輩方が卒業生席を設けてくださって、私はお客として席に入りました。この席では先輩方が作ったお茶碗などを使っていてそれぞれ面白い特徴のお茶碗ばかりで楽しかったです。
卒業生のみなさんは私たちおちゃのかいの大黒柱のような存在で、支えてくれていたので卒業してしまうのがとても心細いですが、卒業生のみなさんに心配をかけないように在校生みんなでこれからもおちゃのかいの伝統を受け継いでいきたいです。そして、ふつうの茶会などのイベントにもぜひ来ていただけたらと思います。また、4月からは新入生も入ってくるのでこれからは先輩としてがんばっていきたいと思います。いつか卒業生のみなさんのように後輩たちを安心させられる存在になりたいです。
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