2016年9月15日木曜日

観月茶会

こんにちは、中村です。今日もまたお茶会に行ってきました。

 今回は愛知学院大学茶華道部さんが催した「観月茶会」に、今年入った後輩と一緒に行ってまいりました。場所は熱田神宮の近くにある白鳥庭園内の清羽亭で催されていました。
さて、この茶会はその名のとおり「お客様に十五夜の名月を楽しんでもらう」のがテーマだということはすぐに気づきます。ただ庭園に着いて、待合で待っているときは「茶室とか広間での茶会で、道具が十五夜や秋になぞらえているのでしょう」と私は思っていました。しかし実際は下のような感じだったのです。
 そう、野外なのです!まあ普通に野外の茶会はあるわけですが、「観月」というのがテーマでは無く、そのものであったので驚いたとともに嬉しかったです。ただ問題は「観月」のための月。最近は雨や曇りで天候はよろしくなかったです。じゃあ月を見れなかったのかというと違います。雲間から月が明るく姿を表し、茶会が進行するにつれて朧月の様相も変化し、お茶会を幻想的にさせているようでした。それだけでなく秋の虫の音も聞けるので、終始心地よかった上、とても楽しませて頂きました。
 月見をしながら茶会を楽しみ、お菓子と抹茶を頂く…中々無い機会であり、私にとって忘れられない茶会となりました。愛知学院大学茶華道部さん、観月茶会はとても心地よく、また楽しかったです。催してくださり、ありがとうございます。


 でもやっぱり秋といえば「月」ですよね!
 そして私たちも多くの方々に楽しんでいただけるように、「ふつうの茶会」にむけて頑張っていこうと思います。

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