茶道具と掛け軸はちょっと違うと思う。
茶会には道具が必要だから、その道具について調べる。
万が一、聞かれた時のためだ。
調べれば、調べるほど、面白くて奥が深いっていうのが茶道具だと思うけど
同じように、掛け軸についても調べるけれどなかなか難しい。
本で調べても、言葉の成り立ちまでは載っていても、根本的な意味までは載っていない。
新版一行物―禅語の茶掛〈上巻〉,いろいろ載ってるけれど言葉の答えまでは載ってない。
たとえば、「心」という言葉に明確な意味はないように、掛け軸に書かれる言葉そのものの意味は載っていない、だからこそ今まで自分が経験したことをひっぱり出してきてその言葉を自分なりに解釈しないといけない。
掛け軸っていうものは、それほど難解なものだからこそ、茶室に入るときも出るときも礼をするんだと思うし、茶会にとって最も大切なものなんだと思う。
(本当に大切なのは「人」だと思うけど、ここでは一応、掛け軸にしておこうと思う。)
「心」 紫舟
茶会まで、あと一週間しかないけれど
頑張って道具の名前ぐらいは覚えたいと思う。
もちろん、どの掛け軸をかけるかなんて言えないけれど。。。。。。
おちゃのかい 松井
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