こんにちは。今日は七夕2日前で、とても蒸し暑い1日でした。
某Z-FMで言っていたのですが、もともと七夕の願い事は字がうまくなるようにという事らしいです。
さて、本題に戻りますと、実は七夕の1日前はいつもお茶を教えていただいている先生のお誕生日だそうです。修士2年の先輩が少し変わったことをするとおっしゃっていたのでどんな事になるのかなと楽しみにしていました。
このお点前で先輩が用意なさった道具はすべてありふれたものでしたが、夏にピッタリの取り合わせでした。お茶碗は市販のガラスボウル、お棗はガラスボウルに老松の蓋をかぶせ、水差しに大きなガラスの鉢を使い、水差しの蓋は葉蓋にしてのお点前でした。また、夏なので洗い茶巾のお点前でした。
持っている日用品のお道具を使った涼し気な取り合わせでおもてなしの心を見た気がしました。先生方は日頃使っているお道具の中でも虫かごの花入れのように別の用途だったものが使われていて、お客様に楽しんでいただくために一生懸命工夫することが大切という趣旨のことをおっしゃっていました。
因みにお茶杓も先輩作らしいです。工夫次第でここまで素晴らしいお点前に出来るんだなと感心し、お茶だけでなく、自分の専門の工学にも通じるところがある気がしました。
あと、菓子器にはには小さな折り鶴が乗っていて、鶴の翼に「Happy birthday」と書いてありました。素敵な演出に自分もここまで気の利いたことが出来るようになりたいと思った1日でした。
…それにしても、涼しげです。
廣瀬
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