こんにちは、4年生の手柴です。
今日は蒲郡の安加比古窯でお茶碗作りを体験させていただきました。
安加比古窯に到着すると、加藤隆生先生が表で出迎えて下さいました。建物の中に入ると、中にはお茶碗や銘々皿などの作品が展示してあり、どれも目を惹かれるお道具でした。また、「楽」の茶碗や安加比古窯について加藤先生がお話して下さり、たいへん興味深かったです。
そして午前中の作業開始―まず一人800 gの土をもらい手でお茶碗の形を作っていきました。力の入れ具合などで思い通りの形にするのは、なかなか難しかったです。作業後は茶室にてお茶をいただきました。加藤先生の用意されたお菓子はたいへん美味しかったです!さらに、そのお菓子が手作りであると知って驚きました!!私もいつかあんなお菓子を作ってみたいです。
午前中に作製したお茶碗を乾燥させている間、3時間程度休憩がありました。3グループに分かれ、食事・暇つぶしをしたのですが、私たちは加藤先生にお勧めしていただいた海鮮の定食を食べました。とても人気なお店のようで待ち時間もかなりありましたが、それ以上に価値のあるお料理だったと思います。美味しかったです!!
そのあと竹島を散策し、とても有意義な休憩時間を過ごせました。
午後からは乾燥したお茶碗を削り、高台の部分を作りました。失敗すると取り返しがつかないためこれはとても神経を使う作業で、午前中に比べて部員たちの口数が明らかに減ったように思いました(笑)
みんな個性的なお茶碗を作ったようで、完成が楽しみです。
お茶を入れて飲んでいるうちに、お茶碗は変化していくそうです。その変化を見たい、と加藤先生もおっしゃって下さいました。
最後になりましたが、今回大勢で押しかけたにも関わらず、快く体験を引き受け、また、さまざまな手助けをして下さった加藤隆生先生、本当にありがとうございました。私のこの文章では伝えきれないほど、学生生活におけるたいへん貴重な経験になりました。また機会を作って『私たちのお茶碗』を見せに伺えたら良いなと思います。
1 件のコメント:
自分は加藤さんのおかげでお茶やってこれたようなもんでした。「いい沈黙だね」と、自分の時も必死で削りました。いいお茶碗ができるといいですねー
松井
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