2014年11月28日金曜日

茶道文化検定についてです

こんにちは 中村です。

実は私は10月19日に茶道文化検定の試験を受けに名古屋女子大学まで出向いていました。茶道文化検定とは、茶道に関する幅広い知識を問う試験であり、4級からあります。今回私は3級を受けてきました。
試験会場には制服を着た中高生からお年を召した方まで幅広い年齢層の人々が受検をしていました。試験自体は簡単とは言えず、非常に難しかったです。
そして11月下旬にその結果が届きました。
結果はなんと合格でした^^
点数の方はあまりよろしくなかったのですが合格できたのはうれしかったです。茶道文化検定を受けようと思った動機は、茶道の知識を増やそうと考えたからでした。この結果を通して、毎週お稽古を頑張ると共に、さらに茶道について学びたいなあと思いました。

2014年11月16日日曜日

いしずゑ茶会

こんにちは。

今日は金城学院大学さんの「いしずゑ茶会」に参加してきました。一席目だったのですがいろいろあってぎりぎりに伺うことになってしまいました。いや、アウトだったという声も聞こえてきそうですがそれは内緒です。
 桜天神社で行われたのですが、恥ずかしながら行くまで桜天 神社と思っていたのですが 桜の天神さんということでした。名古屋の中心部でビルの陰に隠れるようにこじんまりとたたずんでいました。桜天神社の和室は敷地内のビルの中にあります。さすが都会の神社です。

 一席目は名城大学さんとOBの方、金城学院大学茶道部の先生と一緒になりました。お点前は1年生の方ということでしたが、緊張されていましたがしっかりとしたお点前でした。きれいなお手前で1年目とは思えませんでした。しっかりしたお茶会で1年目からお手前できるところに育てられるというのも驚きです。OBの方に聞いたところでは4日間みっちりと合宿されるそうでそのあたりの文化の違いが結構ゆるいおちゃのかいとの違いなのでしょう。
 今回のお菓子はあずきのきんとんに小さな黄色いアクセントがありました。おいしいお菓子でした。 お菓子の名前を聞き忘れたのが残念です。

1年生が主役になるお茶会ということで大変いいお茶会でした。

 お茶会には行くたんびに新しい発見があって面白いですね。

 さて、せっかく名古屋まで来たので大須と名古屋ボストン美術館で企画展が行われていたので行ってきました。思ったよりすいてて良かった。よくよく考えると名古屋にはお茶会で行く以外には行ったことがないらしいです。実家に帰るときに名古屋駅を使いますが、その程度です。我ながらなんともローコストな生活です。

廣瀬

2014年11月9日日曜日

初めて「和菓子作り体験」を行いました

すでにこのブログの担当になりつつある中村です。こんにちは

今日11月9日、私の記憶ではおちゃのかいとして初めてとなる「和菓子作り体験」を行いました。普段のお稽古や茶会で何気なく食べる和菓子。よく食べているけれど、教えてもらいながら自分たちで作ってみるのはどうだろう?そんな好奇心が集まってこの企画が実現しました。

作ったものは練り切りで形は「菊」と「紅葉」、前から私と親交のあった和菓子屋のご主人が先生をしてくださいました。普段も和菓子作りの教室をやっているご主人ですが、教室のことや、和菓子の材料のことなども教えてくださいました。またとても明るい方で、楽しく和菓子を作ることができました。


練り切りとは、白餡に求肥を混ぜることが多いらしいですが、この方は求肥を使わずにヤマトイモを練り混ぜて練り切りを作っています。なぜならそっちの方がより美味しい練り切りが出来るからだそうです。(実は今年の技科大庵でお出しした和菓子は、このご主人が作ったものです。)。だから私たちもヤマトイモを白餡に練り混ぜて作りました。

まず初めに白餡と上白糖、すりおろしたヤマトイモと茹でた餅粉を鍋に入れてかき混ぜます。これが割と力を入れて練り混ぜるので大変です。焦がさないように練り混ぜますが、焦げなかったので安心しました^^;


練り合わせた白餡を冷ましたあと、それに色をつけてこしあんを包み、形を作っていきます。今回は皆初心者ということで先生が木型を持ってきてくださいました。下の画像は木型と練り切りで形を作るための押し棒です。この押し棒で練り切りを作る挑戦者の部員もいました。


そんなこんなで練り切りが完成。写真には2、3個ほど先生が作ったものもあります。私たちのはとても個性的な菊と紅葉たちです^^; それでも先生は「はじめてにしては上出来だよ。」と言ってくださいました。確かにセンスのある部員もいたなあ。



練り切りを作り終わった後、自分たちでお抹茶を出して食べることにしました。イモの風味があり、味はさっぱりした甘さでとてもおいしかったです。
今回、和菓子作りを教えてくださった和菓子屋のご主人、ありがとうございました。体験は短い時間でしたが、この投稿では表せられないくらい、普段の生活でもおちゃのかいの活動としても非常に良い経験となりました。レシピを頂いたので、今度は自分たちだけで練り切りに挑戦したり、また別の和菓子の作り方を教えていただけたら良いなあと思います。

2014年11月4日火曜日

炉開きを行いました

こんにちは 中村です。

11月3日の火曜日に炉開きを行いました。
炉開きとは、釜を掛けるための道具である風炉から炉へと変えるためのイベントでお茶の世界ではいわゆるお正月みたいなものです。
炉開きでやることはお汁粉と細かく刻んだ漬物をみんなで食べることです。今年は新入生の人達が手作りで白玉やお汁粉を作ってくれました。


やっぱりこういうのを手作りするのはいいですね。とてもおいしく頂きました。
去年とはうってかわって参加人数が少なかったですが、こうしてこじんまりと炉開きをするのもいいですね。新入生の人達、ありがとうございました。

2014年11月3日月曜日

豊川秋の市民茶会と愛大さんのお茶会

こんにちは 中村です。

11月2日に豊川稲荷で行われた秋の市民茶会と、愛知大学茶道部さんのお茶会に行きました。私は初詣で豊川稲荷に行ったことはあったのですが、今回は自分と他の部員の5人で稲荷のお茶会に行きました。



私達が席入りしたのは、宗偏吉田流と煎茶売茶流でした。宗偏吉田流は豊橋周辺で門人が多い流派だそうで裏千家とは違うお点前だったのが興味深かったです。
また売茶流では運びの人に、明らかに自分より若い女の子が振袖を着て煎茶やお菓子を運んでいて、それにはとても驚きました。そして、自分より若いのに自分よりしっかりしているではないか、と感心してしまいました。出されたお菓子、そして玉露もおいしく頂きました。


さて、豊川の市民茶会でおいしお茶を頂いた後は愛知大学茶道部さんのお茶会へと足を運びました。席入りした時に使われた棚は和親棚。実物は初めて見ました。和親棚といえば、裏千家の坐忘斎お家元のお好みだそうで比較的新しい棚だそうです。また両端の2つの棚は、真ん中の大きい棚に収納できるようにつくられています。
見てみると確かにお茶の棚であっても現代風の見た目をしている。それでいて従来の茶道具と合わせてもとても似合っている。そんな感じがしました。


この棚のお点前を見ながら、お茶っていうのは昔からの礼儀作法や慣わし、伝統を受け継ぐ一方で、時代に合わせている物もあるということを改めて感じました。
愛大茶道部さんがお出ししたお茶もお菓子もおいしく頂きました。一服頂いた後は、愛大のお茶の先生や愛大茶道部の新部長さんとの楽しい会話。とても楽しく、穏やかな時間を過ごしました。また来年も訪れたい、そんな気持ちです。

愛知大学茶道部様、楽しいお茶会をありがとうございました。