こんにちは。中村です。
更新がだいぶ遅くなってしまいました。
さて、今月毎週お稽古の指導をしてくださる高橋宗公先生が傘寿(80歳)を迎えられたということで、8日にそのお祝いの茶事を行いました。この茶事は現部員だけでなく、多くのOBの方にも来ていただきました。
基本的には2年目以降の部員ともう一人の先生である佐々木先生が亭主として高橋先生とOBの方をお客様として迎えたわけですが、OBの中でよくお茶をやってらっしゃる方がおり、最初の炭点前はその方がやってくださりました。私は終始水屋にいたので炭点前が見られなかったのが残念・・・というのがちょっと心にありました(笑)
私は最後の薄茶で半東を任されていたいたのですが、やっぱり緊張しました。お茶会にはよく行く方なのですが、いざ半東として座ってみると、何をどこまで喋っていいのかわからなくなる・・・で、どこまで沈黙が許されるかもわからなくなる(薄茶はもっと喋りなさい、と以前別の場所で言われたことがあります)、その他にもお茶を初めて5年ではまさに「まるで成長していない・・・」といえることが多くあり、個人的には反省することが多かったように感じました。全体的には去年のふつうの茶会などと比べたらスムーズだったと思います。
終わった後は何度もお会いしているOBの方、或いは何年振りであろうOBの方とも会話が出来て、とても嬉しかったです。また会える日を楽しみにしております。
この傘寿の祝いが滞りなく催すことが出来たのは最後まで佐々木先生が計画の大部分を手助けして頂いたこと、また高橋先生も亭主や一部始終の挨拶をする部長に対してご指導を最後までして頂けたことが理由だと思います。何より感謝の意を捧げたいと思います。また改めまして、高橋先生傘寿になられまして、おめでとうございます。
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後日談
(上の写真は今回の祝いで使った唐銅の道安風炉です)
傘寿祝い後の火曜日のお稽古、研究の方もありましたからちょっと遅れて稽古場に来ると灰が空の上と同じ風炉が置いてありました。それは高橋が所持しているものだったのですが、部にある灰を入れつつ「灰型の本もありますから練習してみたら」との言葉のまま、やり方を少し教えてもらって灰型の練習を稽古場の隅っこでやるとこれが中々ハマる・・・他の部員も灰型を作って遊んでいました。中には凄く上手に作ってしまう人も・・・なんだか凝ってしまって楽しかったです。
でも1つ疑問が・・・それはどうやって持ってきたか。佐々木先生と聞いてみると高橋先生自ら抱えて、しかもそのまま階段も登って持ってきてくださったという。佐々木先生も僕も唖然でした。80歳とは思えないほど元気でパワフルな先生だなあ(^^;と改めて実感した時でした。
暫くこの道安風炉は風呂敷に包んで部室に置いてあるのでいつでも灰型の練習ができます。盆明け、お稽古が再開したらまた灰型をやってみようかなと思いました。
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