こんばんは、中村です。
たぶんこの投稿が最後でしょう。しかし、目標にしていた2011年の30投稿にこの投稿含めてわずか2投稿及ばず・・・後輩達もこれぐらいの気概を持ってブログ書いてほしいなあと思います。ですが、今年はなんと毎月1投稿以上書いているという、過去にはない記録を打ち立てることができました!これからもブログが続いて行くといいなあと思ってます。
そう考えると、このブログはなんのために投稿しているのだろうと考えることがあります。理由としてはOBや青年部の方がご覧になっているから、とかおちゃのかいの記憶として残すためなどがあると思いますが、恐らく目的は我々おちゃのかいが普段どのような行事に参加したり開催いているのか、写真や文章を持って情報発信することだと思います。なぜなら、このブログを見ている技科大入学希望者の方がいらっしゃるかもしれないからですよね。それでおちゃのかいに興味を持っていただければ・・・という感じです。
と、いうことは普段のお稽古もそうですがその他の行事・イベントは何に参加したり、何を催しているかということを把握していなければブログなんて書けないです。そのためには部員にもっと積極的な行動というかいろんな場所に顔を出すとかしてもらい、且つブログという形で具現化してほしいですね。
僕がおちゃのかいにいられるのもそう長くはありません。そろそろ後輩に完全にブログを任せたいと思います。ただ、はじめは外部のイベントに参加すること、ブログを書くことを「めんどくさい」と思う人も多いでしょう。でも行わない理由で「めんどくさいから」ってのは厳しい言い方かもしれないですが怠惰なんじゃないかな・・・と感じます。楽しむ所は楽しんでも、めんどくさいこともちゃんとやっていかないとこの部は続いて行きません。そういった自覚を持てば、部での活動、外部の活動がめんどくさいと感じなくなるはずです。来年は後輩にこういうことを伝えられるようになりたいです。
また、今年はいろんな後輩をいろんなお茶会に連れて行きました。「今年はお茶会に沢山行ってる方だよ」と言われましたが、ほとんどは僕が誘ってます(^^;沢山行っているように見えますが、これは後輩にお茶会への興味を持ってもらうため、またお茶会のご案内から当日までのプロセスの把握、そしてお茶会を催してくださる各大学の各茶道部、あるいは青年部との繋がりを維持する為です。どれもこれからおちゃのかいが続いて行く為に必要です。もっというと卒業したあとに茶道をやっている場合には自分にとって必要なことです。だから積極的に後輩に対して誘っていたのです。なので、お茶会やその他のイベントに参加してきた人から一人でも自発的に「行きたい!」と言って積極的に行動してくれる人が現れたら嬉しいですね。
・・・と、いうわけでブログ書くのもイベントに参加するのにも夢中になってしまっている僕の戯言です(^^;来年は「積極性」を大事にして部員一同頑張っていこうと思います。
それでは皆様良いお年を迎えられます用、お祈りいたします。
2016年12月27日火曜日
白露茶会
こんにちは、中村です。卒論で忙しく、更新が遅れてしまい申し訳ないです。
さて今月の11日、名古屋大学茶道部さんの催す「白露茶会」に、2年生の後輩と共に出席しました。内容は点心、濃茶、薄茶でした。
場所は城山八幡宮です。今回は裏千家ですが、松尾流の茶道部もここを使います。
さて、受付を済ませると、まずは点心席となります。よくできてるな~と思ったのは炊き込みご飯が瓢箪の形をしていることでした。その他には鰤大根、おひたしなどもありおいしくいただけました。多数の品目が一つの盆に乗っているのに手作りなのですごいなあと思いました。
ここから濃茶、薄茶と続いて行くわけですが相席した方々と薄茶席に入ると「何か違う・・・」そんな感じでしたね。客座には振り出し、点前座には鉄瓶・・・相席した一人の方が「これ(これから始まるのは)茶箱だ・・・」と呟き、納得する客一同でした。
さて今月の11日、名古屋大学茶道部さんの催す「白露茶会」に、2年生の後輩と共に出席しました。内容は点心、濃茶、薄茶でした。
場所は城山八幡宮です。今回は裏千家ですが、松尾流の茶道部もここを使います。
さて、受付を済ませると、まずは点心席となります。よくできてるな~と思ったのは炊き込みご飯が瓢箪の形をしていることでした。その他には鰤大根、おひたしなどもありおいしくいただけました。多数の品目が一つの盆に乗っているのに手作りなのですごいなあと思いました。
ここから濃茶、薄茶と続いて行くわけですが相席した方々と薄茶席に入ると「何か違う・・・」そんな感じでしたね。客座には振り出し、点前座には鉄瓶・・・相席した一人の方が「これ(これから始まるのは)茶箱だ・・・」と呟き、納得する客一同でした。
(部でももっと茶箱やりたいな・・・)
ちなみに振出の金平糖以外にも、菓子器に3種ほど乗ったお菓子も頂きました。そしてこの3種盛も手作り。名古屋大学茶道部さんの手の込み様はすごいなあと感心してしまいました。ちなみに千家由来の振出も見せてくれました。
一部始終非常に手が込んでいて驚きを隠せない茶会でした。ただ時間が長かったので後輩は足が痺れて四苦八苦。これからもっと修行を積んでほしいですね。ところで、相席した方々も大学生で「名城大学薬学部茶道部」と名乗ってました。相席しただけあってこれは何かのご縁、と連絡先を交換しました。お茶会から広がる輪、大切にしたいと思います。
2016年12月11日日曜日
おちゃのかい忘年会
こんにちは。中村です。皆様お久しぶりでござます。
先日、おちゃのかいで忘年会がありました。思えば1年間、いろんなことがありました。
TUT EXPO、ふつうの茶会、技科大祭etc・・・毎年同じ行事をしていても、毎年様相が異なるものです。しかしすぐに1年が過ぎてしまい、非常に寂しいものですね。
さて、今年は例年と比べて反省するべきことが沢山あったように思えます。例えば上手く連携が出来ていないとか、やらなければいけないことがわかってないとか、積極的に発言しないことなどです。なので来年個人的にどんなおちゃのかいにしたいかというと
1. もっと連携しあう。情報をしっかり共有する
2. 毎年行っている行事の準備は余裕をもって迅速に対応し、今年のような怠りが無いように
3. 積極的に意見を出し合う
ですね。他にも今年は部が企画する不定期イベント(茶碗作りや旅行など)が何一つ行われなかったので、何か計画を練りたいところです。そして後輩達にも「何がしたいか」を言ってほしいし、恒例行事においては「この時点で何をするべきか」を理解して欲しいなあと思っております。
12月は「年忘れ」の月ですが、今年の反省は忘れずに来年に生かさなければなりませんね。
以下おまけ
忘年会は部室で行いました。お酒が出るから・・・と思い、持ってきたのがこれです↓
安加比古窯の加藤隆生先生が御造りした楽の「ぐい呑」です。実はブロック研修会の打ち上げが1週間前にあり、そのときの催し物であったくじで頂いたものです。このときも隆生先生は僕と縁があると仰っていて、その理由としてはこのぐい呑が「学生が来るって聞いたから前日に作った」ということでした。隆生先生ありがとうございました。先生との縁を感じつつ、ぐい呑を大切に使わせて頂きます。
先日、おちゃのかいで忘年会がありました。思えば1年間、いろんなことがありました。
TUT EXPO、ふつうの茶会、技科大祭etc・・・毎年同じ行事をしていても、毎年様相が異なるものです。しかしすぐに1年が過ぎてしまい、非常に寂しいものですね。
さて、今年は例年と比べて反省するべきことが沢山あったように思えます。例えば上手く連携が出来ていないとか、やらなければいけないことがわかってないとか、積極的に発言しないことなどです。なので来年個人的にどんなおちゃのかいにしたいかというと
1. もっと連携しあう。情報をしっかり共有する
2. 毎年行っている行事の準備は余裕をもって迅速に対応し、今年のような怠りが無いように
3. 積極的に意見を出し合う
ですね。他にも今年は部が企画する不定期イベント(茶碗作りや旅行など)が何一つ行われなかったので、何か計画を練りたいところです。そして後輩達にも「何がしたいか」を言ってほしいし、恒例行事においては「この時点で何をするべきか」を理解して欲しいなあと思っております。
12月は「年忘れ」の月ですが、今年の反省は忘れずに来年に生かさなければなりませんね。
以下おまけ
忘年会は部室で行いました。お酒が出るから・・・と思い、持ってきたのがこれです↓
安加比古窯の加藤隆生先生が御造りした楽の「ぐい呑」です。実はブロック研修会の打ち上げが1週間前にあり、そのときの催し物であったくじで頂いたものです。このときも隆生先生は僕と縁があると仰っていて、その理由としてはこのぐい呑が「学生が来るって聞いたから前日に作った」ということでした。隆生先生ありがとうございました。先生との縁を感じつつ、ぐい呑を大切に使わせて頂きます。
伝統とは
はじめまして。4年生の中神です。何故か私に” 伝統というテーマでブログを書いてほしい” という依頼がきたため、書いてみました。 片手間にでも読んでいただければ幸いです。
さて、世の中には様々な伝統があります。 長い歴史にの中で先人たちの知恵が詰まった伝統とはどのようなも のなのか私なりに考えてみました。
そもそも伝統とは何なのでしょうか。 改まって考えてみるとなかなか良い言葉が見つからないのですが、 強いて言うなら「流れ」でしょうか。 川の上流から受け取ったものを下流に渡し、 その過程で流れる石が少しずつ形を変えるように、 先代から受け継いだものを次の代に伝え、 その中で少しずつ少しずつ姿を変える、 これが伝統だと思うのです(先輩は「繋がり」 と言っていましたが、 この言葉はまだ私の言葉になっていないようです。)。
しかし、世の中いろいろな人がいますから、 伝統という言葉の捉え方も人それぞれなようです。
ある人は「 現代の人間に受け入れられない伝統が消えてなくなるのは至って普 通のことだ」と言い、また、ある人は「 伝統を廃れさせないために現代流にアレンジすることが必要だ」 と言っていました。
一方で「最近の若い人は守破離の”守” のステップにも到達していない」という人もいます。
とある先生が「守破離の”破”や”離” は意識してそのステップに踏み込むのではなく、 頭では一心に守ろうとしているのに体が勝手に破り離れてしまうの だ」とおっしゃっていました。なるほど、利休百首の「 規矩作法守りつくして破るとも 離るるとても本を忘るな」 の句はこういう意味なのかと感動したのを覚えています。
私は伝統を守るということは、先代から受け継いだものを、 次の代に伝えるということと、 受け継いだものをアレンジするのではなく、 その意味の奥の奥まで考え抜くことではないかと思います。一見、 意味のないようなちょっとした動作にも深い意味があるのです。 そこに気付くこともなく、 自身のあまり当てにならない直感を頼りにアレンジすることが伝統 を守ることだと言われても首をかしげたくなってしまいます。
それにしても、私もまだまだ未熟ものですから、 今までに何を学び、 何を受け継いだのかと聞かれても上手く答えることはできません。 けれども、言葉にすることはできなくても、 先生方や先輩方の考えていたことを私なりに学び、 受け継いできたつもりです。 それが何だったのか言葉にできるようになるのは、 師匠が要らなくなる頃なのかもしれません。 そのような日が来るのはいったい何年先になるのでしょう。 皆目見当もつきませんが、これからも精進していこうと思います。
最後に、いくら先人の知恵が凝縮された伝統と言えども、 茶道のようにまだまだ元気な伝統がある一方で今にも消えてなくな ってしまいそうな伝統があるのも事実です。 我々は伝統を守るために何をするべきなのでしょうか。
中神(文章書くの苦手)
中神(文章書くの苦手)
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