先週の金曜日、私たちの大学で「世界のお茶会」が催されました。
世界の茶会とは、私たちの大学で毎年催されているフェスティバルであり、学内の留学生がそれぞれの国のお茶やお菓子を来てくれる方に無料で味わってもらうという国際交流です。私達の大学は留学生が多く、マレーシア、ベトナム、トルコ…等多くの国のブースがありました。そのため、いろんなお茶を楽しむことができました。
勿論、私達はこのお茶会では「日本代表」として、参加させていただいています^^;
袴を着た部員が盆略で抹茶を点て、来てくれる方にお菓子とともに提供していました。そして開始と同時に多くの方が日本ブースに来てくださったのでブースの回転がとても速く、忙しかった印象がありあます。日本人で抹茶を飲みに来る人も非常に多かったのですが、やはり「抹茶」は外国人から見たら興味深いものである為か、抹茶を飲みに来る留学生も多かったです。さらに、お茶の飲み方を知らない人ばかりなので、教えてあげると「何故茶碗を回すのか」等と興味津々に尋ねてくる留学生もいました。ほとんどの留学生は抹茶を「美味しい」と言って飲んでくれたのはうれしかったです。
会場は、ずっと参加者でいっぱいでした。
さて、世界のお茶会の会場にはステージがあり、Jazz部やアカペラ部などの学内サークルや留学生の各国のグループがそれぞれのダンスや音楽を披露していました。この写真はマレーシアのダンスです。マレーシア人はマレー系、中華系、インド系の三つの民族で構成されており、各民族のダンスと音楽を見ること出来ました。また、友達のマレーシア人も踊っていましたが上手でクールでした^^
ちなみに学内の留学生ではマレーシア人が一番多かったりします。
これはマレーシアのお茶「テータリック(Teh Tarik)」です。お茶にコンデンスミルクが入った、所謂マレーシア風のミルクティーです。二つのカップを使って高いところからお茶を注ぎ合って混ぜていきます。ある意味ではパフォーマンスですよね。そういった動作は、恐らく「茶道」のお点前に通じるものがあるのでは無いでしょうか。
他の国のお茶とは違い、すごく甘く、それでいてさっぱりしているという、個人的には結構たまらない味です。本当に美味しいのでお勧めしたいし、また飲みたいと思いました。
会場は終始賑やかで楽しかったです。また、いろんな人に私達の抹茶を飲んでいただいてうれしかったです。
各国のブースを見てみるとそれぞれの国で、それぞれ異なるお茶の種類や飲み方があることに気付きました。そういうのを見ると「お茶を飲む」、「お茶を楽しむ」という文化は古今東西どの国にでもある、ということを知ることになります。その上で「じゃあ日本の茶道とは何ぞや」ということをお茶会の後に考えさせられるフェスティバルでした。これからも茶道のお稽古に励もうと考えていますが、たまには世界のお茶文化と日本の茶道の違い、なんてことも考えてみたいものですね。