2015年11月2日月曜日

のきび茶会へ行きました

こんにちは、中村です。

 日曜日に名古屋大学茶道部さんが主催の「のきび茶会」に参加するために名古屋まで行きました。茶道部に入っていろんな茶会やイベントに参加してきましたが、この茶会は個人的に初めてであったのでとても楽しみでした。勿論一人で行ってきたわけではなく先輩二人と同級生一人の合わせて四人で行ってきました。

 催された場所は名古屋で一番大きいお社「熱田神宮」。初詣で訪れたことは多々あれどそれ以外の目的で来たのは初めてです。早めに行って境内を散策しようとの先輩からの提案を受け、茶席に入るまで散策をしました。
熱田神宮の創祀は約2000年前に日本武尊の死を偲んだ妃宮簀媛尊が尾張氏の祭場であったこの地にお祀りしたのが初めてだとされています。それから織田信長が桶狭間の戦いの戦勝祈願を行ったり、また各尾張藩主との交流を持ったとされています。
 この日は七五三の時期であり、小さい子どもを連れた家族をよく見かけました。その上この日は「熱田講社秋季大祭」の日であり、そのような大きな祭事があるためか人が沢山いてすごいなあと驚きました。それに大祭はそうそう見れるものでもないため、新鮮でした。
 茶席に入る時間が迫って来たので、のきび茶会が催される境内の千秋閣という場所に向かいました。ここのお庭には勾玉池があり実際に勾玉の形をしていて興味深かったです。庭園自体も趣があり、また、結婚式でも使われることがあるためか、全体的に美しく、また神秘的でした。

 訪れた千秋閣池のすぐそばにある立派な茶室でした。席入りすると茶室内は静寂でありながら、外から水の流れる音を聞くことができ、とても心地よかったです。茶室は八畳でそれ自体の形や雰囲気は落ち着いたものでありながら、スポットライトみたいな電灯が茶室を照らしていたため、茶室が明るい雰囲気に感じました。お点前は松尾流で、とても優雅に感じました。
 和菓子は「秋香」という秋らしい銘が付いていて、口当たりの良い甘さでとても美味しいお菓子でした。しかもこの茶会で出された和菓子、なんと名古屋大学茶道部さんの「お手製」。私は驚きを隠せなかったです。茶会を催す時に有名店で注文する自分たちとしてはただただ関心するばかりです。
 このような素晴らしい場所で、素晴らしい茶会を催して頂きありがとうございます。

 また、熱田神宮に訪れても普段行くことない茶室やその他の場所に行くことができて興味深かったし、楽しい思い出を作ることができて楽しかったです。

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