2016年12月27日火曜日

総括~ブログ、イベントのこと~

こんばんは、中村です。

たぶんこの投稿が最後でしょう。しかし、目標にしていた2011年の30投稿にこの投稿含めてわずか2投稿及ばず・・・後輩達もこれぐらいの気概を持ってブログ書いてほしいなあと思います。ですが、今年はなんと毎月1投稿以上書いているという、過去にはない記録を打ち立てることができました!これからもブログが続いて行くといいなあと思ってます。

そう考えると、このブログはなんのために投稿しているのだろうと考えることがあります。理由としてはOBや青年部の方がご覧になっているから、とかおちゃのかいの記憶として残すためなどがあると思いますが、恐らく目的は我々おちゃのかいが普段どのような行事に参加したり開催いているのか、写真や文章を持って情報発信することだと思います。なぜなら、このブログを見ている技科大入学希望者の方がいらっしゃるかもしれないからですよね。それでおちゃのかいに興味を持っていただければ・・・という感じです。
と、いうことは普段のお稽古もそうですがその他の行事・イベントは何に参加したり、何を催しているかということを把握していなければブログなんて書けないです。そのためには部員にもっと積極的な行動というかいろんな場所に顔を出すとかしてもらい、且つブログという形で具現化してほしいですね。
僕がおちゃのかいにいられるのもそう長くはありません。そろそろ後輩に完全にブログを任せたいと思います。ただ、はじめは外部のイベントに参加すること、ブログを書くことを「めんどくさい」と思う人も多いでしょう。でも行わない理由で「めんどくさいから」ってのは厳しい言い方かもしれないですが怠惰なんじゃないかな・・・と感じます。楽しむ所は楽しんでも、めんどくさいこともちゃんとやっていかないとこの部は続いて行きません。そういった自覚を持てば、部での活動、外部の活動がめんどくさいと感じなくなるはずです。来年は後輩にこういうことを伝えられるようになりたいです。


また、今年はいろんな後輩をいろんなお茶会に連れて行きました。「今年はお茶会に沢山行ってる方だよ」と言われましたが、ほとんどは僕が誘ってます(^^;沢山行っているように見えますが、これは後輩にお茶会への興味を持ってもらうため、またお茶会のご案内から当日までのプロセスの把握、そしてお茶会を催してくださる各大学の各茶道部、あるいは青年部との繋がりを維持する為です。どれもこれからおちゃのかいが続いて行く為に必要です。もっというと卒業したあとに茶道をやっている場合には自分にとって必要なことです。だから積極的に後輩に対して誘っていたのです。なので、お茶会やその他のイベントに参加してきた人から一人でも自発的に「行きたい!」と言って積極的に行動してくれる人が現れたら嬉しいですね。


・・・と、いうわけでブログ書くのもイベントに参加するのにも夢中になってしまっている僕の戯言です(^^;来年は「積極性」を大事にして部員一同頑張っていこうと思います。
それでは皆様良いお年を迎えられます用、お祈りいたします。

白露茶会

こんにちは、中村です。卒論で忙しく、更新が遅れてしまい申し訳ないです。

さて今月の11日、名古屋大学茶道部さんの催す「白露茶会」に、2年生の後輩と共に出席しました。内容は点心、濃茶、薄茶でした。
場所は城山八幡宮です。今回は裏千家ですが、松尾流の茶道部もここを使います。
さて、受付を済ませると、まずは点心席となります。よくできてるな~と思ったのは炊き込みご飯が瓢箪の形をしていることでした。その他には鰤大根、おひたしなどもありおいしくいただけました。多数の品目が一つの盆に乗っているのに手作りなのですごいなあと思いました。

ここから濃茶、薄茶と続いて行くわけですが相席した方々と薄茶席に入ると「何か違う・・・」そんな感じでしたね。客座には振り出し、点前座には鉄瓶・・・相席した一人の方が「これ(これから始まるのは)茶箱だ・・・」と呟き、納得する客一同でした。
(部でももっと茶箱やりたいな・・・)
ちなみに振出の金平糖以外にも、菓子器に3種ほど乗ったお菓子も頂きました。そしてこの3種盛も手作り。名古屋大学茶道部さんの手の込み様はすごいなあと感心してしまいました。ちなみに千家由来の振出も見せてくれました。

一部始終非常に手が込んでいて驚きを隠せない茶会でした。ただ時間が長かったので後輩は足が痺れて四苦八苦。これからもっと修行を積んでほしいですね。ところで、相席した方々も大学生で「名城大学薬学部茶道部」と名乗ってました。相席しただけあってこれは何かのご縁、と連絡先を交換しました。お茶会から広がる輪、大切にしたいと思います。

2016年12月11日日曜日

おちゃのかい忘年会

こんにちは。中村です。皆様お久しぶりでござます。

先日、おちゃのかいで忘年会がありました。思えば1年間、いろんなことがありました。
TUT EXPO、ふつうの茶会、技科大祭etc・・・毎年同じ行事をしていても、毎年様相が異なるものです。しかしすぐに1年が過ぎてしまい、非常に寂しいものですね。

さて、今年は例年と比べて反省するべきことが沢山あったように思えます。例えば上手く連携が出来ていないとか、やらなければいけないことがわかってないとか、積極的に発言しないことなどです。なので来年個人的にどんなおちゃのかいにしたいかというと
1. もっと連携しあう。情報をしっかり共有する
2. 毎年行っている行事の準備は余裕をもって迅速に対応し、今年のような怠りが無いように
3. 積極的に意見を出し合う
ですね。他にも今年は部が企画する不定期イベント(茶碗作りや旅行など)が何一つ行われなかったので、何か計画を練りたいところです。そして後輩達にも「何がしたいか」を言ってほしいし、恒例行事においては「この時点で何をするべきか」を理解して欲しいなあと思っております。
12月は「年忘れ」の月ですが、今年の反省は忘れずに来年に生かさなければなりませんね。

以下おまけ
忘年会は部室で行いました。お酒が出るから・・・と思い、持ってきたのがこれです↓
安加比古窯の加藤隆生先生が御造りした楽の「ぐい呑」です。実はブロック研修会の打ち上げが1週間前にあり、そのときの催し物であったくじで頂いたものです。このときも隆生先生は僕と縁があると仰っていて、その理由としてはこのぐい呑が「学生が来るって聞いたから前日に作った」ということでした。隆生先生ありがとうございました。先生との縁を感じつつ、ぐい呑を大切に使わせて頂きます。

伝統とは

はじめまして。4年生の中神です。何故か私に”伝統というテーマでブログを書いてほしい”という依頼がきたため、書いてみました。片手間にでも読んでいただければ幸いです。

さて、世の中には様々な伝統があります。長い歴史にの中で先人たちの知恵が詰まった伝統とはどのようなものなのか私なりに考えてみました。

そもそも伝統とは何なのでしょうか。改まって考えてみるとなかなか良い言葉が見つからないのですが、強いて言うなら「流れ」でしょうか。川の上流から受け取ったものを下流に渡し、その過程で流れる石が少しずつ形を変えるように、先代から受け継いだものを次の代に伝え、その中で少しずつ少しずつ姿を変える、これが伝統だと思うのです(先輩は「繋がり」と言っていましたが、この言葉はまだ私の言葉になっていないようです。)。

しかし、世の中いろいろな人がいますから、伝統という言葉の捉え方も人それぞれなようです。

ある人は「現代の人間に受け入れられない伝統が消えてなくなるのは至って普通のことだ」と言い、また、ある人は「伝統を廃れさせないために現代流にアレンジすることが必要だ」と言っていました。

一方で「最近の若い人は守破離の”守”のステップにも到達していない」という人もいます。

とある先生が「守破離の”破”や”離”は意識してそのステップに踏み込むのではなく、頭では一心に守ろうとしているのに体が勝手に破り離れてしまうのだ」とおっしゃっていました。なるほど、利休百首の「規矩作法守りつくして破るとも 離るるとても本を忘るな」の句はこういう意味なのかと感動したのを覚えています。

私は伝統を守るということは、先代から受け継いだものを、次の代に伝えるということと、受け継いだものをアレンジするのではなく、その意味の奥の奥まで考え抜くことではないかと思います。一見、意味のないようなちょっとした動作にも深い意味があるのです。そこに気付くこともなく、自身のあまり当てにならない直感を頼りにアレンジすることが伝統を守ることだと言われても首をかしげたくなってしまいます。

それにしても、私もまだまだ未熟ものですから、今までに何を学び、何を受け継いだのかと聞かれても上手く答えることはできません。けれども、言葉にすることはできなくても、先生方や先輩方の考えていたことを私なりに学び、受け継いできたつもりです。それが何だったのか言葉にできるようになるのは、師匠が要らなくなる頃なのかもしれません。そのような日が来るのはいったい何年先になるのでしょう。皆目見当もつきませんが、これからも精進していこうと思います。

最後に、いくら先人の知恵が凝縮された伝統と言えども、茶道のようにまだまだ元気な伝統がある一方で今にも消えてなくなってしまいそうな伝統があるのも事実です。我々は伝統を守るために何をするべきなのでしょうか。

中神(文章書くの苦手)

2016年11月11日金曜日

留学生の茶道体験会



 こんちには、駒津です。

 11月8日に私たちおちゃのかいでは留学生の茶道体験会を行いました。このイベントは留学生に日本の文化を知ってもらおうというものです

 まず、お茶とお菓子を味わってもらうため、留学生の方々に席に入ってもらい、お点前を披露しました。そしてそのあとにお棗やお茶杓などいろいろな道具を見てもらいました。

 留学生の方々は興味津々だったようで、皆さん多くの写真を撮っていました。

 さらにお茶を点ててみたいという方々の何人かいらっしゃったので、こちらで手順を教えながらやってもらいました。初めてにしてはなかなかお上手で驚きました。

 最後に先生が作ってくださった袱紗ばさみをプレゼントと記念撮影をして、今回の体験は終了しました。皆さんのいい思い出になってくれると嬉しいです。

 なんとか無事に開催できたのですが、反省点もありました。それは先生方に任せすぎたというところかなと思います。今回、留学生への手順や作法、お道具の説明など、ほとんど先生にしていただいてしまったので、またこのような機会があれば部員がもっと前に出てコミュニケーションを取っていけたらいいなと思いました。

 今回のように留学生に日本文化の紹介として、茶道部でイベントをすることが年に何回かあるので、次の機会にはもっと良い体験をしてもらえるように日々のお稽古や、茶道についての勉強など励んでいきたいと思います。


のきび茶会

 皆さん、こんにちは。今回参加してきた茶会のブログを書くという白羽の矢が立った、新入部員の坂本です。
 十一月六日、我々おちゃのかいは私を含めた三名の新入部員と先輩方で徒党を組み、名古屋大学茶道部主催の「のきび茶会」に行きました。この茶会は熱田神宮の又兵衛で催されました。熱田神宮と言えば信長公が桶狭間の戦いの前に戦勝祈願をしたことで有名です。このような場所での飲むお茶は格別なものです。

 さて、本題の茶会についてですが、私は茶道を初めて半年のためこの茶会のテーマなどはわかりません。そのため、今回のブログでは茶会に参加して感じたことなどを書きます。
 今回の茶会で最も私の心を打ったこと、それは手作りのお菓子が非常に美味であった、これに尽きる。他には袱紗の使い方、茶器の飾り方など我々の裏千家と名古屋大学さんの松尾流の違いを知れたことなどが勉強になりました。その他にも大小様々に感じたことはあります。名古屋大学茶道部さん、のきび茶会はとても心地よく、また楽しかったです。催してくださり、ありがとうございます。
 茶会の後には、皆で熱田神宮を参拝しました。信長塀や樹齢数百年はあろうかと考えられるご神木を見て、「この塀、神木を信長公も見られたのかもしれない。」などを思いつつ昔の日本に思いをはせました。信長公も多数の名物茶器を集めるなど茶道を愛していました。この信長公と同じ情景を見たことで茶道への理解を深められたのかもしれません。
 

2016年10月18日火曜日

技科大庵2016

こんにちは

中村です。先週は研究で忙しく休日も暇がなかったので投稿が遅れてしまい申し訳ありません。
さて、今月の10月8日(土)と9日(日)、技科大祭の日に私達おちゃのかいはコモンズで「技科大庵」として呈茶をさせて頂きました。今年もOB・OGの方や部員の友達、研究室の先輩やお茶の先生など多くの方々に来ていただきました。ありがとうございました!
また、今回も新入生の中から3人のコメントをもらいました。

坂本さん
茶道を初めて半年、初めて皆様の前でお点前をさせて頂きました。お点前の最中は緊張し、失敗もしましたがやり遂げることが出来ました。これからもこの経験を糧にお稽古に励みたいと思います。

高筒さん
御園棚でのお点前は初めてだったので緊張しましたが、集中してやり切ることが出来ました。日頃の成果を出せたかと思います。反省点も多かったので、以降の行事や稽古にしっかりと活かして頑張ります。

長尾さん
技科大庵を終えて、私達新入生の晴れ舞台として非常にいい経験をさせていただきました。TUT EXPOオープンキャンパスの際にも盆略点前ではありますが、お客さんを前にしてお点前させて頂きました。しかし、技科大庵では、御園棚による平点前であり、お金を頂いているということから、より一層の緊張と熱意を持って励むことが出来たと思っています。今回のような普段のお稽古では味わうことの出来ない経験を糧に未熟ながらこれからも研鑽を積んでいきたいと考えています。

…新入生にとっては忘れられない経験であるかもしれないですが、これからもお茶についていろんな経験をしていくと思います。私も新入生を指導しながら先生方の下でもっと稽古に励みながら知識も深めていきたいです。

…そしてさらに今回は写真もいっぱい載せちゃいます!
今回の主菓子、紅葉の練り切り。比較的に緑が多いので赤くなりかけた若紅葉という感じ…
口当たりがよく、甘すぎない感じがおいしかったです。

技科大祭のブースの中心部から離れていてもノリのいい受付。今回はコンピュータソフトで作成した動く看板も受付に設置してみました。

暇が出来れば他のブースに訪れます。これは弓道部ブース(的当て)。茶道部と弓道部を兼任している人もいます。

お点前と運びです。部員皆一生懸命頑張ってくれました。



あのLEGOの茶室がパワーアップしてました(^^;簡単な露地が作られ、茶室内は主客だけでなく、水指などの茶道具まで設置されていてなかなか芸が細かいなあ…と感心してしまいました。

反省することも多かったですが、いい思い出となりました。

2016年10月2日日曜日

第25回ふつうの茶会

 こんにちは

 中村です。更新が遅れました。
 さて、先月24日(土)に第25回ふつうの茶会を催させていただきました。今回はいろいろと準備が遅かったり、案内状が届かなかったり、本席でお菓子が足りなかったり、部員同士や先生との連携がうまくとれてなかったり・・・等々前日どころか茶会が終わるまで不安しか無かった茶会でありました。さらに毎年制作しているお客様に渡す会記をつくっておらず、そのことをある先生に指摘されてしまい、以前と比べてさらに多くのことを反省しなければいけない茶会でもありました。ふつうの茶会は25周年、豊橋技術科学大学開学40周年、先ほどの反省点と合わせてまさに今年は「節目」の年であると思います。多くの反省点からこれからもふつうの茶会を続ける上でどうしていくか部員みんな、また先生方と一緒に考えていきたいと思いました。
 ところで、茶会自体は参加者がもともと少く、そして参加者のうち新入生や今年初めて亭主や半東をする人が多かったので、終始不安ではあったわけですが、慣れていないことばかりではあるのに一生懸命茶会を盛り立ててくれたので、それは非常にいい点であると思います。また天候が雨であったにも関わらず沢山の方々に来てくださってとても嬉しかったです。

 今年のふつうの茶会にお越しくださった方々、ありがとうございました。



・・・さて、今回は初めて亭主や半東となった人に今年のふつうの茶会についてのコメントを聞いたのでここに書かせていただきます。

花岡さん
 三の丸会館でのお点前は初めてで緊張しましたが、正客さんとのやりとりや場の雰囲気のお陰で落ち着いてやり切ることができました。いろいろな人たちに支えられているんだなと改めて実感しました。

山口さん
終わってみて改めて、お茶会に来てくださる皆様のお陰でおちゃのかいが成り立っているのだと感じました。感謝の気持ちを忘れずにこれからもお稽古に励みたいです。

和田さん
9月24日に三の丸会館にて第25回ふつうの茶会を行い、私は初めて亭主と半東を務めさせていただきました。先に半東をした時には緊張してしまいましたが、その後亭主をした時は落ち着いてお点前をすることができました。その場で臨機応変に対応することが思っていたより大変でしたが、私にとって良い経験となりました。最初は不安でしたが、お茶会を無事に終えることができて良かったです。反省点が多かったので今後それを活かし、日々精進して参りたいと思いました。

・・・恐らく他の部員も、今回のふつうの茶会について色んなことを考えているとは思いますが、これからも部員一同頑張っていこうと思いますのでおちゃのかいをよろしくお願いします。


 ふつうの茶会が終わればすぐに技科大祭です!日にちは10月8日(土)、9日(日)です。
 今年も私達おちゃのかいは一席設けさせていただくので沢山の方々のお越しをお待ちしております。

2016年9月18日日曜日

「第25回ふつうの茶会」のご案内

こんにちは。

第25回「ふつうの茶会」のご案内です。
皆様が毎年お越しくださるお陰で、この茶会も今年25周年の節目を迎えることができました!
さらに、今年は「豊橋技術科学大学の開学40周年」の年であり、おちゃのかいとしても大学としても大変めでたいことであります。そのため今回のふつうの茶会は「開学40周年記念事業」を冠しております。
部員一同、皆様が最後までお楽しみ頂けるよう一生懸命につとめさせて頂きます。。


下記の通りに釜を懸けさせて頂きます。
皆様お誘い合わせの上、どうぞお気軽にお越しください。

-記-

『ふつうの茶会』
【日時】平成28年9月24日 土曜日
            午前10時~午後3時
※席の都合上、午後2時までにお入り頂ければ幸いです。
【場所】愛知県豊橋市
     豊橋公園内 三の丸会館
  豊橋鉄道市内線 豊橋公園前下車 徒歩約7分(600 m)
【席料】500円
【連絡先】ocha.tut@gmail.com


おちゃのかい 中村

2016年9月15日木曜日

観月茶会

こんにちは、中村です。今日もまたお茶会に行ってきました。

 今回は愛知学院大学茶華道部さんが催した「観月茶会」に、今年入った後輩と一緒に行ってまいりました。場所は熱田神宮の近くにある白鳥庭園内の清羽亭で催されていました。
さて、この茶会はその名のとおり「お客様に十五夜の名月を楽しんでもらう」のがテーマだということはすぐに気づきます。ただ庭園に着いて、待合で待っているときは「茶室とか広間での茶会で、道具が十五夜や秋になぞらえているのでしょう」と私は思っていました。しかし実際は下のような感じだったのです。
 そう、野外なのです!まあ普通に野外の茶会はあるわけですが、「観月」というのがテーマでは無く、そのものであったので驚いたとともに嬉しかったです。ただ問題は「観月」のための月。最近は雨や曇りで天候はよろしくなかったです。じゃあ月を見れなかったのかというと違います。雲間から月が明るく姿を表し、茶会が進行するにつれて朧月の様相も変化し、お茶会を幻想的にさせているようでした。それだけでなく秋の虫の音も聞けるので、終始心地よかった上、とても楽しませて頂きました。
 月見をしながら茶会を楽しみ、お菓子と抹茶を頂く…中々無い機会であり、私にとって忘れられない茶会となりました。愛知学院大学茶華道部さん、観月茶会はとても心地よく、また楽しかったです。催してくださり、ありがとうございます。


 でもやっぱり秋といえば「月」ですよね!
 そして私たちも多くの方々に楽しんでいただけるように、「ふつうの茶会」にむけて頑張っていこうと思います。

2016年8月29日月曜日

オープンキャンパス

お久しぶりになります。駒津です。

6/27にオープンキャンパスがありました。そこで私たちおちゃのかいでは、来てくださったお客様に無料でお茶とお菓子を出させていただきました。

去年もなかなかの盛況ぶりで、今年はどのくらい来てもらえるかなと考えていました。始まってみると次々に来てくださってお昼前から満席状態になるほどでした。お茶を飲みたいと言ってくださる人が多くて嬉しかったですね。

しかし、想像以上の客足にお昼頃には用意していたお菓子がなくなってしまい、せっかく足を運んでいただいたのにお菓子を出せない始末…

それでもお茶だけでもいいので、と言ってくださる人が多くて、これまた嬉しかったですね。

今年は指示役の私がバタバタしてしまい、水屋との連携が少しグダグダになってしまったので、来年はどのようにしたらいいか、しっかり反省しておきたいと思いました。

最後に、お越しいただいた皆さんありがとうございました。




2016年8月15日月曜日

柴親茶会in鶴舞公園

こんにちは、中村です。投稿がまた遅れてしまいました。

 さて先週木曜日、鶴舞公園内の鶴々亭百華庵にて、松尾流柴親会様による「柴親茶会」がありましたので、同期一人と後輩を連れて出席しました。柴親会とは名大・金城大・愛大・中京大の松尾流の茶道部の学生の方による団体です。柴親会様は毎年テレビ塔にて「清涼茶会」を催されていましたが、今回は鶴舞公園内の茶室で初めて催されることとなったそうです。
 柴親会の学生の方々は皆浴衣を着ており、非常に涼しげで良かったです。また百華庵は六畳の茶室であり、広間のようにとても広く感じました。また部屋の雰囲気も涼しい感じがしました。お菓子も水饅頭で冷たく、口当たりが良くておいしかったです。

 使われている道具で気になったのは木地の割蓋の義山の水指でした。お茶会を涼しく見せようとする心意気を最後まで感じることができて癒されました。
・・・が、私が一番癒されたのはその時の半東さんです。この茶会で私は正客だったのですが、会話の時やお茶やお菓子を出してくださる時や引く時の笑顔が綺麗でむしろそっちに癒された感じです(^^;私も笑顔を上手に作れるようになりたいです。

 次は私達が「ふつうの茶会」を催す番です。部員皆で協力して精一杯頑張ろうと思います。

2016年8月7日日曜日

七月の六日会

こんにちは、中村です。

 大学の期末試験が終わったことやちょうど休日だったこともあり、2年生の後輩と一緒に豊橋公園三の丸会館で催されました六日会に出席しました。一応後輩には「ふつうの茶会も同じスタイルになるだろうから運びの仕方とか毛氈とかも気にしといてね」と伝えたのすが、どうでしょう。

 この日は熱中症になってしまうほど暑かったわけですが、ひとたび会館に入ると涼しいので安心ですね(^^;また、まだ夏真っ盛りということで、寄付では白湯ではなく、酸味のよく効いた冷たいお水ですっきりしました。熊本のお菓子も一緒に出されたのですがこちらもおいしかったです。席入で待機していると、佐々木先生と去年度卒業した先輩と会いました。先輩とは数ヵ月ぶりなので結局「お互い変わってない」という確認?をかわしました。しかし残念ながら、お席の方は入れ違いでした。
 本席では次客に入り、正客となった先生と色んなお話しを聞きながらお茶を楽しむことにしました。話を聞いていると茶杓が鵬雲斎大宗匠作だったり、軸の筆の和尚様が大宗匠の師であった方とか・・・大宗匠と関係する道具が多かったです。個人的に印象に残ったのが水差で、台湾製の陶器と聞きました。そういえば前にもオランダ製の陶器が水差として使われていたのを見たこともあるので、海外の陶器でも雰囲気が合っているとか、水差なら塗り蓋を付ければ、茶道具になってしまうのだなあと改めて興味がそそられました。でもよく考えると外国から来た茶道具って多いですよね。将来自分で旅行するときはそういうところにも注目したいです。

 さて、今回のお茶会も楽しかったですし、久しぶりにOBの先輩に会えてうれしかったです。
 また、これから自分たちが催す「ふつうの茶会」の良い参考にもなりました。

2016年8月5日金曜日

東海ブロック研修会2016

こんにちは、中村です。

 大学の試験期間で投稿が遅れました。
 先週の土日、青年部のイベントで「東海ブロック研修会」に参加してまいりました。私は「学生招待枠」として2日間、研修会に参加し、いろんな体験をしました。また2日目には「業躰講習」があり、私は薄茶の次客をさせて頂きました。
今回は三河青年部主催であり、研修会は豊橋で行われました。かつてお会いした方や初めて会った方とお話しができて楽しかったです
 研修内容としては1日目は千家十職の釜師の大西先生の講演会、絵付け体験、リレー茶会で使用された「トラックの中の茶室」の見学、懇親会などです。2日目は業躰講習です。もちろん絵付け体験には参加しました。いつか投稿したいです。そして前々から噂を聞いていた茶室の見学・・・見たところふつうのトラックですが、後ろに躙口が!中には三畳の茶室が!床も用意され、水屋もありとても興味深かったです。そして何より三畳なのに中がとても広く感じました。また機会があったら中に入りたいです。
 その後の懇親会では、お酒を飲んで気分が良かったのか、ステージでの学生招待枠の人の紹介で私は堂々と大きい声で「業躰講習頑張ります!!」と宣言Σ(°Д°;)・・・が、雰囲気的につかみは悪くなかった?感じでした(^^;その後は業躰先生から直接挨拶して頂きました。今回の業躰講習をしてくださった先生はとても気さくで良い方で、その後のリハーサルも落ち着いてできました。

 そして2日目・・・準備の後に業躰講習の薄茶の次客として、先生からご指導して頂きました。今回の業躰講習の項目は「割り稽古」「濃茶」「薄茶」(この順番)でした。ステージの上で講習が行われたのですが、自分の出番まで結構緊張していました。でも一度ステージに上がれば逆に緊張が少しほぐれました。場の雰囲気としてもすごく張り詰めた感じではなかったのでやりやすかったです。
 講習後、ブロック長の方から私に業躰講習についてのお褒めの言葉を頂きました!直々に来てくださって褒めてくださったのでとても驚いてしましたが、とてもうれしかったです。

今回のブロック研修会とても楽しかったです。ありがとうございます。
この経験を大切にして、これからも頑張っていこうと思います。

2016年7月9日土曜日

先生のお誕生日のお祝い

こんにちは、中村です。

 今週火曜日、高橋先生のお誕生日が近いこともあり、誕生日会を設けさせて頂きました。お誕生日会の内容としては、私の同期が濃茶点前をしてくれました。ちなみに私は袴を着て相席していました(^^;
 濃茶で使用したお茶は八女茶の「扶桑の昔」です。また先生にお出ししたのが上の写真のお菓子です。菓子銘は「井戸辺」、ちなみにこれは部員でもある情報系の助教さんお手製です!見た目も綺麗で涼しげ、味もおいしかったです。

 改めて高橋先生、お誕生日おめでとうございます。これからも私達の稽古のご指導をよろしくお願いします。

2016年7月6日水曜日

業躰講習リハーサル~東海ブロック研修会にむけて~

こんにちは、中村です。

 突然ですが、実は私、今年の東海ブロック研修会における業躰講習の出場者となりました!!
またとない機会であり、大変嬉しく思います。まだまだ不慣れですが精一杯頑張ろうと思います(^^)ちなみにこの業躰講習で行う題目は「割稽古」「濃茶」「薄茶」で、私は薄茶の次客をさせて頂きます。
 
 業躰講習に出場するに向けて、まずはお稽古の先生と「服装」をどうするか相談していました。何故なら部内には夏用の袴が無かったのです。しかも夏袴はあまり見かけないとのこと…

…だったのですが、ある日稽古の指導をしてくださる高橋先生が他の方から夏袴を頂き、しかも寸法が私に良く合っている!という、何かのめぐり合わせのようなことがあり、業躰講習で袴、しかも夏用を着ることができるようになったのです。運が良かったかもしれないですが、先生にはとても感謝しています。

 さて、今月3日の日曜日に業躰講習に向けてリハーサルを行いました。勿論この時袴を着てリハーサルに臨んだのですが、いろんな方から「夏の袴あるのは凄いね!」とお褒めの言葉を頂き、非常に嬉しく思いました。また、リハーサル前は少し緊張していて不安でしたが、この時指導してくださった先生が優しかったことや、リハーサルの雰囲気が張りつめて無かったこともあり、落ち着いて行うことが出来ました。ご指導してくださった先生、ありがとうございます。

本番は今月中ですが、落ち着いて業躰講習に臨むことに努めようと思います。

2016年6月28日火曜日

愛大さんの黎明茶会

こんにちは、中村です。

 6月26日(日)、私は名古屋の愛知大学茶道研究会さんが催した「黎明茶会」に行ってまいりました。一緒に行ってくれたのは今年入部した新入生でとても興味深かったそうです。また、名古屋キャンパスの愛大茶道部さんの流派は「松尾流」で、私達裏千家とは所作が異なっているので、新入生にもその差異がちょっと気付いたところがあったようです。その点についても、話し合ってみたいです。
 ところで茶会は刈谷市美術館の敷地内にある「佐喜知庵」という場所で行われました。この名前の由来は豊田佐吉から「佐」、豊田喜一郎から「喜」、そして知識の「知」からそれぞれ一字をとって名付けられたそうで、トヨタ系各社からの寄付で併設されたそうです。

 そして私達は黎明茶会で濃茶と薄茶を頂きました。
 まずお濃茶を頂く為にに四畳半の茶室に入りました。この時、点前座の勝手付に設置された小さい戸はなんだろうなあと考えながら亭主が来るのを待っていると、ご亭主さん、お茶碗を持ってきた後にその戸を開けて建水を出したので驚きました(^^;、正直まさかあれが洞庫で、そこから建水を出すとは思わなかったので…あと茶室の雰囲気も薄暗くて良かったです。
 続いて、薄茶は広間の方に移動し、そこで一服頂きました。この時のご亭主さんは先ほどと異なる方だったのですが、仕舞いの時に帛紗を桑子卓に「蝉結び」して飾りつけ、その上で総飾りをしてくださいました(°Д°;)
 蝉結び…私達の稽古では一度もやったことがないので凄く新鮮でした。

 個人的にサプライズが多くて見るのが楽しい茶会だと思ったし、一緒に行った新入生にも良い刺激だったと思います。愛知大学茶道研究会さん、ありがとうございました。



補足
洞庫(どうこ)…点前畳で座ったまま道具の出し入れができるようにした押し入れ式の棚
蝉結び…夏の時期に帛紗を蝉の形にして飾ることがあり、その時の結びのこと

2016年6月17日金曜日

NYからの留学生のおちゃのかい見学

こんにちは、中村です。

 今週火曜日、ニューヨークのQueens College(QC)からの留学生が大学のサークル見学の一環として私たちおちゃのかいの稽古を見学しに来ました。今回の活動は去年とほとんど同じで、留学生の皆さんの前でお点前をし、和菓子と抹茶を提供。その後に茶筅を使って実際に抹茶を点てる体験を行いました。
 大学のあるプロジェクトで渡米していた部員が「抹茶そのものの味は中々受け入れられない」と言っていたのを思い出し、留学生の口に合うかどうか心配でしたが、おいしいと言ってくださったのでうれしかったです。ただやはり英語に関しては引率の先生にまかせっきりだったので少しでも話せたらよかったなあ…と去年と全く同じことを考えてしまいました。もっと成長するべきですね(^^;

 今回の見学を通して、留学生の方々が日本の文化や茶道に興味を持っていただけたらうれしいです。

2016年6月13日月曜日

六月の六日会に出席

こんにちは、中村です。

 先週の月曜日に豊橋公園三の丸会館で六日会月釜が催されていたので出席してきました。いろんな茶会に出席したことはありますが、六日会は初めてでした。ちなみにこの会館は、9月に私達が「ふつうの茶会」を催している場所でもあり、寄付や本席の座る位置や道具等の配置の参考になりました。
 ところでお茶会の方なんですが、寄付に入るとイベントでお世話になっている先生や青年部の方がいらっしゃってました。ただ既に来ていた方々は割とバラバラに座っていたのでどこに座ろうか迷っていたところ、ある女性の方が「隣に座りなさい」と言われたのでそこに座ると、いろんな話をさせて頂きました。ちなみにこの方は豊橋市外で裏千家の先生をしている方でした。しかし、本席でこの方は私に「誰でも最初はあるから」と、無理やり(?)私を正客にしてしまったので驚き以前に動揺隠しきれず…今回のご亭主の先生も挨拶に入った時は目を丸くして驚いて数秒間が空いたのが忘れられません。
 始めてなので終始緊張していのですが、いろいろといい経験をさせて頂いたので、私にとってはある意味忘れられないお茶会となりました。また時間があれば参加したいです。

2016年6月8日水曜日

TUT EXPO 2016

こんにちは、駒津です。
6月3日にTUT EXPO2016が開催されました。去年までは世界のお茶会という名前でやっていたのですが、今年から名前が変わったようですね。このイベントは本学校に多く在籍している留学生の方々に協力していただいて、色んな国のお茶やお菓子を味わえるという良い国際交流の場になります。そして、私たちおちゃのかいは日本代表としてこのイベントに参加しました。今年は新入生に盆略点前をしてもらいお客様をおもてなしをしました。今年はなかなか盛況でお菓子がギリギリでした。来年はもう少し余裕を持って、テキパキ動きたいとみんなで反省会をしました。


2016年5月16日月曜日

新入生歓迎会

こんにちは、駒津です。
5月13日に私たちおちゃのかいの新入生歓迎会が行われました。個性的な人たちがたくさん入部してくれたので、今年も賑やかな部活になりそうです。茶道ってお淑やかなイメージがありそうですが、うちは少しずれてますね。お稽古のときはみんなしっかりしてますが。
というわけで新入生の皆さん、これから一緒に頑張っていきましょう!



2016年5月9日月曜日

太陽と子どものまつり2016

こんにちは、中村です。

 昨日、高師緑地公園で太陽と子どものまつりが催されており、裏千家淡交会青年部豊橋支部もブースのお手伝いをするために多くの部員と参加しました。また、昨日は雨が降らない晴れ日和で終始盛り上がりをみせていました。ちなみに私は初参加でした。
裏千家青年部のブースですることは石臼でお茶の葉を引いて粉にしたり、ブースを訪れた人が実際に茶筅と茶碗でお茶を点てる抹茶体験に加えて、「豊橋市制110周年」を記念して豊橋筆の柄に絵を描くイベントもしました。
 さて、オープニングセレモニーで各ブースの宣伝を中央ステージでするのですが青年部ブースの宣伝をいきなり任されてしまい、ステージに上ることになりました(^^;結構緊張していて頭が真っ白だったのですが、何とか宣伝しました。青年部の方たちからはよく声は聞こえた、と言われたので概ね良かったのかも知れません。
 豊橋筆の柄に絵を描く体験は中学生以下が無料であるため、子連れの方や子供のグループが沢山来てくださっていて、いつ見てもブースの机が人でうまっていました。ちなみに今回の筆は小筆でした。
 また、子供たちには石臼でお茶を引くのが楽しいようで、沢山の子供がお茶を引いていきました。とても元気があり、こっちまでパワーを頂きました(^^)茶筅を使って自分の抹茶を点てる体験も、大人から子供まで楽しんで頂けてうれしかったです。
 終始ブースは忙しかったのですが、沢山のお客様に来ていただいて大盛況でした。そして私は充実して楽しい祭りの時間を過ごすことができました。

2016年4月18日月曜日

歓送迎茶会

こんにちは、今年度から4年生になりました中村です。久しぶりの投稿です。

 4月17日(日)、裏千家茶道三河青年部の方で歓送迎茶会が催されていましたので他の部員と一緒に参加させていただきました。今年もいろんな方が卒業し、沢山の方々が会員になりました。おちゃのかいからは去年入部した人たちが新入会員となっています。今年から入ってきた新入会員の方々とも仲良くしたいですね。


 ところで私は、1年生の頃から青年部でとてもお世話になっている一人「加藤隆生先生」が卒業すると聞いていたので、なんとしても参加せねば!と思っていました。なので参加できてよかったです(^^)
 午前中は学生席、山席、海席で盆略点前をして茶会に来てくださったお客様や青年部会員の方に抹茶とお菓子を提供しました。わたしは海席の方で一度お点前をさせていただきました。すると末客に加藤隆生先生が座られていたのですが、お点前中に加藤先生が、「僕、彼(私)のファンなんですよ。」と他のお客様におっしゃていてすごく驚きました(^^;でもそう言っていただいたことは自分にとって非常にうれしいことだったし、これからも人として、お茶の稽古に励む者として頑張っていこうと思いました。
 午後は御園棚による茶会で運びのお手伝いの後、自分たちも客として席入りをしました。
 お茶の運びの時、たまたま自分が運んでいるお茶を加藤先生にわたすことなったので「お、これも何かの縁かな。」とおっしゃっていたのが印象的でした。さらに席入りの時の亭主も加藤先生でした。ここまでくると加藤先生と何かの縁がありそうです(^^;先生のお点前は流れるような自然なお点前で、後ろの方の席から見ても美しかったです。

 今回は全体的に加藤隆生先生と不思議な縁がある茶会でした。先生は青年部を卒業することとなり、今年12月をもって青年部を卒業することとなるそうです。先生との残りの時間、その間にまた機会があればイベントに参加して楽しんでいこうと思います。
 ひとまず4年間、様々な青年部の活動や茶碗作り体験でお世話になりました。加藤隆生先生ありがとうございました。

2016年4月5日火曜日

新入生募集!

こんにちは、駒津です。

最近、寒かった冬が懐かしく感じ始めてきました。ようやく待ちに待った春です。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。まだまだ右も左もわからず不安でいっぱいかと思いますが、そんなときこそお茶を飲んで一息ついてみませんか?私たちおちゃのかいでは新入部員を募集しています。新入生はもちろん、すでに在学中の方々も大歓迎です。おちゃのかいは次のように活動しています。

流派:裏千家茶道
日時:毎週火、金曜日
        18:00〜21:00
場所:コモンズ2階 和室

なお、4月の8日(金)、12日(火)、15日(金)は教科書販売等の都合により会場と時間を変更してお稽古を行います。

〈8日〉A-105にて17:00より開始
〈12日〉ひばりラウンジにて17:00〜20:00
〈15日〉A-105にて17:00より開始

12日のお稽古では新入生のためにお茶会を催しますので、ぜひお越しください。また、もっと詳しく知りたいという方はおちゃのかいのホームページをご覧ください。

おちゃのかい ホームページ
ochanokai.tyanoyu.net

2016年3月31日木曜日

懇親会

こんにちは。
M2廣瀬です。土曜日は在校生に卒業茶会を開いていただきました。
予想以上のもので、感動しました。
ただ、今回は卒業茶会ではなく前の週にあった青年部の懇親会について書きます。

青年部の懇親会は高校や大学を卒業して4月から新しい場所で生活を始める学生を送るという趣旨で行われました。
昨年の11月にオープンしたばかりの二川宿の商家を改装した「駒屋」の茶室で行われ、数百年の歴史を感じてきました。
技科大生は準備から手伝ったのですが、狭い場所なので結構大変でした。今年度は行事に参加する部員が例年になく多いので「ふつうの茶会」では水屋の狭さに苦労するのかも。

 さて、今回、卯の花点(うのはなだて)のお点前をしてきました。卯の花点ては茶箱と呼ばれるお点前に必要な道具を重箱くらいの箱に入れて行うもので、茶箱を使った最も基本的なお点前です。
茶箱とお湯があればピクニックでもお点前ができます。懇親会の一ヶ月ほど前に青年部の方から卯の花点をやってほしいと依頼されて、ちょうど修論の発表も終わって落ち着いてきたので毎回2回ずつくらい卯の花点の練習をして、家でもイメージトレーニングをしてきました。
全部で3席設け、1席目と3席目でお点前しました。ところどころ手続きが怪しく、練習不足を痛感しました。

一番のお楽しみは駒屋の見学です。桃の節句前後ということもあって、使われなくなり、供養を済ませたお雛様がたくさん飾られていました。
豊橋での養蚕の歴史や当時から残る土蔵など勉強になりました。

 三河青年部での活動はこれが最後ですが、今後もお茶を続けたいと思えるだけのものを3年間の青年部の活動を通して得られました。
青年部を通して知り合った皆様、ありがとうございました。

2016年3月29日火曜日

平成27年度 卒業茶会

こんにちは、駒津です。
投稿がだいぶ遅くなってしまいましたが、3月の12日に行った卒業茶会について書きたいと思います。

卒業茶会というのはいわゆる追いコン的な行事です。大学を卒業する先輩たちをメインにして、その他に先生方にも席に入っていただき、まず濃茶席、次に懐石の代わりにお弁当、そして最後に薄茶席といった具合に進みました。

最初の濃茶席では沓名さんがお点前をしてくれましたが、私はこの時お弁当やお酒の準備をしていてあまり中の状況が見れなくて残念でした。来年は自分たちの番なので頑張りたいです。

薄茶席は裏で三客以降の方に出すお茶を立てていました。お客さんの出入りは多くないけれど、雰囲気はしっかりと“お茶会”って感じでちょっと気が締まりました。

最後に卒業する先輩方が卒業生席を設けてくださって、私はお客として席に入りました。この席では先輩方が作ったお茶碗などを使っていてそれぞれ面白い特徴のお茶碗ばかりで楽しかったです。

卒業生のみなさんは私たちおちゃのかいの大黒柱のような存在で、支えてくれていたので卒業してしまうのがとても心細いですが、卒業生のみなさんに心配をかけないように在校生みんなでこれからもおちゃのかいの伝統を受け継いでいきたいです。そして、ふつうの茶会などのイベントにもぜひ来ていただけたらと思います。また、4月からは新入生も入ってくるのでこれからは先輩としてがんばっていきたいと思います。いつか卒業生のみなさんのように後輩たちを安心させられる存在になりたいです。








2016年2月7日日曜日

新年互礼会 2016

 こんばんは、駒津です。
 なんと今回で2回目の投稿になります。

 今回は今回は一年で最初の行事である新年互礼会について書きたいと思います。

 今年の新年互礼会は1月31日に愛知県刈谷市で行われました。ちなみに来年は豊橋市だった気がします。

 詳しい内容は以前の投稿にもあるので簡単に説明させていただきます。新年互礼会では薄茶席、濃茶席、学校茶道席などいくつかの茶席ごとに行っていました。

今回は私と中村先輩の2人で薄茶席のお手伝いとして参加しました。一席目にはお菓子やお茶の運びをしました。ちなみにこの一席目には大村知事が参加してくださりました。そしてなんと私たちは知事たちにお菓子を運ぶ仕事を任されました。中村先輩と2人で緊張しながら運びました。その後は裏方で愛大茶道部の方々とずっとお湯を沸かしていました。

 午後になり私たちがお茶席を回ることになって、まずは薄茶席に入りました。なんと私たちが大学祭でやった御園棚でのお点前でした。亭主は私より1つ年上の方で若いのにすごいなと思いました。次に学校茶道席に行きました。ここでは高校生の茶道部の子たちが和 敬 清 寂の4つに分かれていて、私たちは敬の席に行きました。この時のお茶碗に今年の干支である猿が描かれていて面白かったです。
 
 お茶席を回った後運びと片付けを手伝って今年の新年互礼会を終えました。

 私はこの規模のお茶会に関わったのは初めてでわちゃわちゃしてしまいましたが、中村先輩が引っ張ってくださったのでなんとかなりました。来年からは私も先輩になるので気合入れていかないとなと思いました。そして、今回大きなお茶会を体験出来たり、普段関わらない人たちとお話し出来ていい刺激になりました。

 最後に今回の薄茶席の会記と記念写真を張っておきたいと思います。






2016年1月24日日曜日

2016年 今年もよろしくお願いします

こんにちは、中村です。

 さて、本当は「明けまして~」というべきところを普通の挨拶にしている理由は、私が「喪中」だからなのです。前年に祖父が亡くなってしまい、来月一周忌を迎えます。
 ところで祖父の死後、祖母から「生前抹茶が好きだった」と聞いたので、元旦に祖母の家を訪れ、祖父の仏壇に抹茶を供えました。所謂「献茶」ということですが、あの世で私が点てた抹茶に対して喜んでくれたら…と思っています。

 と、個人的な話をしても仕方ないので(^^;、1月に入ってから部で印象にあったことを書くことにします。私達おちゃのかいでは、先週から筒茶碗で絞り茶巾の稽古をしています。大抵、1~2月の寒い時期に行うお稽古ですよね。ですが1年でこの時期にしか行わないので茶巾の扱いや抹茶の点て方に結構苦労しました。でもお点前は楽しいし、点前をしていてもそれを見ていても暖かくなりそうです。まさに「夏は涼しく、冬は暖かに」ですね。

 そんな中、先週の火曜日に、去年から稽古に来てくれるブルガリアからの留学生が自分の国のパイを作ってきてくれました!中にはブルガリアのクリームチーズが入っていてチーズ特有の塩味がある感じです。すごく美味しくてなんだかお酒に合いそうですが、自然と抹茶にも合います。留学生の方、ありがとうございます。
 ちなみに先週の金曜日のお稽古には先生がお茶を持ってきてくださいました。これです↓
 なんと坐忘斎お家元の御好だそうで銘は「雲門の昔」といいます。お詰は「一保堂」という、京都のお茶屋さんだそうです。先生は今年に入ってから「せっかくですからお家元御好のお茶を持ってきますよ」とおっしゃっていたので本当に持ってきてくださり、ありがとうございます。
 この抹茶の粉、濾してみるといつもの茶よりも粒が大きめで驚きました。そして早速、今年の卒業茶会の亭主をやるであろう後輩が濃茶点前の稽古で練ってくれました。味としては結構濃いめで深い味わいがある印象です。そういえば「お茶の飲み比べをしたい」との声も聞いたことがあるのでいつの日か挑戦したいですね。

 先週の出来事はこんな感じでした。そして相変わらず沢山の部員が来てくれます。嬉しいですね。ただ今年度に沢山入部した新部員も、来年度は先輩。これからもお稽古に来てほしいし、来年度の部員募集や諸々のことも頑張って欲しいところです。・・・勿論私も頑張らせて頂きます(^^;

とりあえず、私は気が向いたらブログを更新していこうと思うので今年もよろしくお願いします。